川西市役所

オフィス環境：
部署によるが、市役所の業務が過去に比べて多岐にわたっており、組織改編が行われるたびに執務スペースが狭くなってきている印象がある。本庁会議室はいつも予約で埋まっており、近隣のアステ川西やキセラ川西プラザを利用することも少なくない。
立地については、市役所本庁は阪急川西能勢口・ＪＲ川西池田駅どちらも徒歩圏内なので通勤しやすい。

事業の弱み：
川西市は大阪や神戸といった大都市に近く、歴史的にこれらの街のベッドタウンとして発展してきた経緯があります。これといった特徴的な産業があるわけではなく、何もしなくても人口増が望めた時代とは変わり、他の自治体と同様、人口減少・少子高齢化といった課題を抱えています。しかし、大都市とのアクセスの良さは依然として売りであり、新名神高速道路の開通によって、アクセス面における高い価値は保たれていると思っています。新しいインフラのもと、これまでにない視点での都市開発にチャンスがあると思います。

給与制度：
基本的には年功序列であり、基本水準は決して低いとは思いません。ただ、上位職と一般職では仕事内容が大きく異なりますが、それに対して給与差が少なく、昇進するだけの魅力を感じず、インセンティブとはなっていません。様々な面で働き方の改革が進められていますので、給与面においても大きな改革を行われ、職位に見合った給与体系となれば、魅力的な組織に繋がると思います。

評価制度：
現在では主任級に昇格するときと、課長補佐級に昇格するときの２回昇進試験があります。基本的には年功序列がベースですが、若くして課長級に登用される方も増えてきています。課長級以上は、課のミッションの遂行に加えて人員管理の責任者となるなど、一般職とは大きく責任の度合いが変わってきます。よって、課長級に登用される方については、能力だけではなく、人柄も判断材料として大切にされていると思います。

女性の働きやすさ：
産休・育休を取得してから実際に復帰している職員が周りにたくさんいるため、働きやすい環境だと思う。
１日に２時間まで取れる部分休業や、育児時間、子の看護休暇、育児休業、育児短時間勤務など、子育てに関する制度を利用しながら、仕事と育児を両立している職員が多いと感じる。
また、生理休暇もあり、安心して働けると思う。

勤務時間・休日休暇：
勤務時間は8：45～17：15で、残業は部署によって差がある。残業が多めの部署でも、常に残業しているのではなく、時期やイベントによって変動している印象がある。
休暇は、年次休暇２０日、夏季休暇７日のほか、結婚休暇やリフレッシュ休暇、産前・産後休暇、忌引休暇などの制度がある。休暇は取りやすい雰囲気と思う。

多様な働き方支援：
新型コロナの影響により、テレワーク、時差出勤の働き方が可能になった。業務内容により、テレワーク等が難しい部署もあるが、部署全体で時差出勤に取り組んでいるところもある。
育児時間、育児短時間制度の利用により、出勤退勤時間を調整している職員も多い。
また、大学等における修学や国際貢献活動ができる休業制度なども整っている。