京セラ株式会社

企業カルチャー・社風:
全ての社員の行動指針が京セラフィロソフィに記されており、毎朝のフィロソフィ輪読など、企業文化が根強い印象です。

組織体制・コミュニケーション:
風通しが良いと感じます。職位に関係なく発言を聞いてもらえる環境であり、会社にとってメリットがある意見であれば採用され事業化に繋がることもあります。

ダイバーシティ・多様性:
ダイバーシティ、多様性について非常に力を入れており、社内掲示板にもその大切さが掲示され、全社員で取り組む姿勢をとっています。

勤務時間・休日休暇:
基本的にカレンダー通りの勤務日、休日ですのでライフワークバランスは整っていると思います。

多様な働き方支援:
副業は規則で禁止されています。時短勤務の方も見られるので、個々の事情にもしっかりと対応しているようです。

給与制度:
ある程度までは、まじめに働いてさえいれば勤続年数を重ねるとともに昇級しますが、基本給30万あたりの壁で昇格試験があります。この試験を受けさせてもらえるか否かで、それ以上会社に勤める続けるか続けないかの枝分かれになると思います。
昇格試験は落ちる人もいて、受ける＝ほぼ昇格というわけではないようです。

評価制度:
責任者による部下への評価付けはあるようですが、そのフィードバックがなく、評価された側は賞与の手取り額からなんとなくの評価（支給月数に乗じられる、評価点数により変動する係数）を予想します。

給与制度:
残業は100%支給されるため、残業した分給与になり、基本給の半分以上が残業代になる可能性がある。また、昇給については、若いうちは年1万ほど昇給する。大学院卒だとある一定の昇級まで確保されている。賞与は、不景気の世の中の状況リーマンショック等でも、確保されており、給与は安定していると感じる。手当については、ほかの大企業と比較しても変わらないと思う。

評価制度:
評価に対してフィードバックされるような制度はなく、どのようにしたらもっと評価されるのか分からない。また、どのような基準で評価されているかも分からないため、不透明である。

企業カルチャー・社風:
基本的に伝統的な日本企業といった雰囲気で年功序列であるため、出世争いで足の引っ張り合いが起きるなどのギスギス感は少ない。その分全体として、結果にコミットする貪欲さは少ない。
また、一部昭和的な上下関係には厳しい部門が残っているものの、基本的にどこも学閥意識はなく、部長クラスであっても役職ではなく「さん」付けで呼ぶ風土があるため、気風の良い上司の下であれば若手も意見が言いやすく、かなり風通しは良い。
事業部ごとに違う会社レベルでカルチャーが異なるのも特徴。