国土交通省

女性の働きやすさ：
概ね、女性にとって働きやすいと思います。主にデスクワークであり、性差による影響はほぼない業務内容だと考えます。給与は俸給表に基づくので性差別はなく、産休・育休等の制度の利用実績もあります。
技官の女性は少ないため、既存の慣例や物品などが女性にとって不利だったり不便だったりすることはありますが、都度声を上げて変えてくことが重要だと思っています。（すぐに変わらなくても問題意識を共有するだけでも価値があります。）
周囲が配慮し過ぎてくれていると感じることもあります。

働きがい：
学部新卒で建設会社に入ったものの数年後に退職し、国家公務員に転職しました。仕事面での一番の違いは、建設会社では専ら施工管理（工事現場での監督業務）に従事していましたが、公務員ではインフラ整備プロジェクトの初期の企画・計画面から設計、施工、完成後の維持管理さらには災害時の対応まで土木職の全てが経験できる点だと思います。同時期に全てを経験できるわけではないものの、2年に1回程度の転勤によりそれらの様々な業務に携わることができるのが国家公務員の魅力のひとつだと思います。

組織体制・コミュニケーション：
私たちの職場は港湾と空港の整備に特化した組織であり、同じ志の職員の集まりです。職員の数も事務官と技官を合わせて約４２０名とそんなに多くは無い為、異動した場合でも誰か知り合いがいるという状況のため、コミュニケーションは非常に取りやすく、仕事もし易い職場と感じています。

給与制度：
国家公務員ですので、給与は人事院勧告による俸給表に基づいています。人事院は民間の給与水準を調査し、毎年勧告していますので、給与水準は平均的だと思います。景気に左右されることが少ないので、将来の生活設計などは立てやすいと感じています。

評価制度：
公務員は年功序列というイメージがあるかと思いますが、現在は人事評価制度を導入していますので、評価結果に基づいた昇進や昇格に変わってきています。業績目標は上半期と下半期の２回に分けて立てていますし、情勢の変化で目標の見直しも可能です。また、評価者と期首面談により目標の確認を行いますし、期末面談では実施状況の確認も行っていますので、評価に係る不満は少ないと感じています。

オフィス環境：
オフィス環境
　広いオープンフロアに、いろんな部署が配置されていることで、他部署の職員とも気軽にコミュニケーションがとりやすいと思います。相談しやすい状況があり、雑談しながらも、いいヒントをもらえたり、気分転換もできたり、過ごしやすい環境が多いです。