一般財団法人東京都営交通協力会

給与制度：
給与の支給額は、公務員とほぼ同様で給料表における「等級」と「号給」の組み合わせで決まっています。昇給は毎年1回あり、号級が４つあがります。賞与は夏と冬で2回あり、合計で基本給×4.00+定額支給（変動あり）があります。手当ては役職・住居・扶養・資格手当などがあります。

評価制度：
昇格等の制度は、公務員とほぼ同様で昇任試験があります。選考試験は毎年1回あり、資格要件（年齢や経歴など）を満たしていれば誰でも受験可能です。昇任すると等級があがります。評価は年2回、上司との面談時に行われます。

事業の強み：
やはり東京都交通局に関連した業務を多く行える点は、他社よりも優位性があると思います。
(事業的になくなるおそれがないため。)
他に交通局の委託事業をやっている会社があるかもしれませんが、歴史的な面や事業実績的などの面から当会は優位性があると感じます。

事業の弱み：
人口減少やテレワークの拡充などから、都営地下鉄・都バスの乗客人数も減少しており、定期券の売り上げにも影響が出ていると思います。そのため、それ以外の事業で当会の収益をカバーしていなくてはならないと思います。

事業展望：
都営地下鉄や都バスの売り上げは厳しくなると思います。一方で賃貸事業や駅構内の事業はそこまで悪くないため、団体として安定した運営をしていけるのではないかと思います。今後これらの事業に人員などのリソースを割り当てていくことが重要になると思います。

勤務時間・休日休暇:
事務職はカレンダーどおりに休めるうえに年休取得も非常にしやすい。また1日単位の年休のほか、半休制度や時間休制度も整備されているため、休みの取りやすさは一般的な民間企業に比べればかなり優れているように感じる。

多様な働き方支援:
リモートワークは一切ない。また、今後についても導入される見込みはないように感じている。育児目的の時短勤務制度を活用し早帰りする職員も多い。時短勤務以外の職員についても半休制度や時間休制度が充実しており、かつ非常に休みを取りやすい環境であるため早帰りも可能である。大っぴらに明言されているわけではないが届け出なしに副業をすることも可能である。

勤務時間・休日休暇：
24時間の泊まり勤務と不規則な勤務形態のため不安があったが、夜は仮眠時間も確保されており、慣れるまでは大変だったが慣れれば特に苦にはならない。翌朝9時に勤務が終了すると以降は１日自由に時間が使えるため、特に明番後に公休日が入ると連休のような感覚で時間が使えてプライベートが充実している。
勤務終了後の残業は少なく自分の時間が確保しやすい反面で、超過勤務が少なく基本４連勤以上はしないため他社に勤める友人らと比較すると給料面では物足りない部分がある。
自分の時間かお金か、どちらを取るかと言った話だと思う。

働きがい：
入社時は契約社員であるため同業他社に比べ条件的に不利な面もありますが、若いうちは他と見劣りするような給与水準でもなく、賞与もそれなりに支給されること、自身の努力次第で最速コースで昇任してゆく事も可能であり、必ずしも不利な条件でもない感じです。
鉄道における決められたルールの中で業務をしてゆく事になるので、なかなか個人のアイデアやクリエイティブな発想を活かせる環境ではないですが、日々お客様と接し人と交わる事が出来るので、そういった面ではやりがいが感じられる仕事だと思います。