コーケン工業株式会社

入社時の期待と入社後のギャップ：
多くの工事に参加する会社なので、仕事を覚えていくのは大変だと感じる。
山、川、谷が中心ではあるが、他にも港の仕事だったり、道路の側溝の整備だったりもしているため、覚えなければならないことは多岐に渡る。
ここまで覚えることが多いとは思わなかった。

成長・キャリア開発：
キャリア形成上、施工管理の資格を得ることも大事な目標になってくると思われる。
そもそも公共土木工事を受注から実施工、管理、竣工引き渡しまでしている会社なので、現場で必要な特別教育は順次取っていくことになる。
足場やフルハーネス、伐採や建設機械運転、クレーンやアーク溶接などなど、そして現場で活躍の後、土木施工管理技士に挑戦する。
全て会社から実費支援がある。

働きがい：
この会社の特性として、災害に関する予防工事が得意なこともあり、仕事の中で災害を未然に防いでいるという実感は大きくある。
川、山、谷に入り、土石流を防いだり、川の氾濫や決壊を未然に防ぎ、山崩れの被害を極力小さくするというのは、なかなかに誇らしい仕事だと思う。
また、出来上がった構造物を見ると大きな達成感がある。

女性の働きやすさ：
女性を差別はしないどころか積極的に雇い入れているが、土木工事現場という性質上大変そうだ。
過去の実績として女性が働いていたことは何度もあるが、管理のみや重機のオペレーションのみで終わらず、実際に直接手で施工もしなければならないところがあり、それがどうしてもハードルになっている印象がある。
その辺は逆に言えば、力の無い男性も同じことが言え、どうしても現場に合った体を作る必要はある。
力だけではなく、真夏や真冬の現場にも耐える体力は必要だ。

企業カルチャー・社風：
現場はどうしてもリスクがあるため、良い意味でも悪い意味でもコミュニケーションを重視している。
伝えるべきことを伝えていれば、何か問題が起きても責任を問われることはない。
逆に小さなことでもホウ・レン・ソウができてないと問題になるので注意が必要。

組織体制・コミュニケーション：
組織としては、現場を施工及び管理している工事部とそれ以外に完全に別れている。
人間関係は良好なため、人と人の間で伝え辛いことはない。
コミュニケーションが取りやすいので、後は全てホウ・レン・ソウの実施とそのタイミングということになるが、事後報告になり叱責されるところを見たりすることが多くはないがまだまだある。

ダイバーシティ・多様性：
エコアクション21事業に参加し、SDGsは積極的に行っている。
その方向での新しい事業も模索し、新しい実験や事業化への試みもしているところになる。
それを通じて、色々な人への貢献や働く機会が創出できれば良いですね。

勤務時間・休日休暇：
一日の勤務時間は基本8時～17時、休日は隔週の週休二日に近い。
本来であればもっとローテーションを組んで平らに休みを取れれば良いが、現状人員が限られるため繁忙期と閑散期の差が大きい。
但し、個人の生活を重視してくれているので、休日を取りたい場合は1週間なり前に管理者に伝えておけば容易に休める。遅刻や早退も同様。

多様な働き方支援：
現場を管理する会社ではなく、現場を施工及び管理する会社のため、仕事柄リモートワークはほぼ不可能に近い。
家庭の事情等は考慮することが可能なため、例えば家庭内介護で週の半分を早退気味に上がらなければならない等は相談できる。
また、副業についても実際している人の話を聞いたことがないが、相談は可能だと思う。