株式会社海老原運送店

事業の強み：
大手企業の一次下請けという強みがあります。
ある程度の作業量の波はありますが、常に安定した仕事量と単価で作業できる点は他にない強みになります。
また同じ理由で休みも常に安定してるのが何よりの良さと言えます。

事業の弱み：
運送業界は現在未曾有の人手不足となっており、弊社も人手が不足しはじめました。
安定した仕事があるので早めに解消したいそうですが、中々難しいようです。
また、どうしても現場での作業が基本なのでリモートワークなどは行えません。

事業展望：
現在一時的に人手が不足しておりますが、解消さえすれば非常に安定感のある事業を行うことが出来ると思われます。
近々自社倉庫を持つためリニューアルする計画も上がっていて事業を拡大する傾向も伺えます。
また、大手企業の一次下請けという点において単価の値上げもスムーズに行えるので労働者への還元も行われており、今後も続くと思われます。

入社時の期待と入社後のギャップ：
入社前は普通の引越よりは肉体的な負担が少なく休みが多いという点に期待していました。
ですが入社後に感じたことは上記の2点だけではなく予想以上に単純作業が少なくやり甲斐がある仕事でした。
運送業界なので有給は期待していませんでしたが非常に取りやすく助かってます。

成長・キャリア開発：
弊社では運転技術、梱包技術、接客技術のスキルが身につくと思います。
運転技術においては毎日違うお客様を訪ねて作業するのでルートが変わります。
梱包技術においては海外向け引越なので普通とは違う梱包作業となります。
接客技術においてはお客様のご自宅にて作業を行うので直接コミュニケーションを取る必要があります。

働きがい：
お客様は基本的に海外向けの引越を行う関係上、一部上場企業などの大企業の方が基本となります。
ですのでお客様の質は非常に良く、理不尽を感じることがほぼありません。
また、常に違った家財道具を梱包するので常に全く同じ梱包を行うことが無く、飽きずに行えます。

女性の働きやすさ：
基本的には女性が働きやすい会社だとは言い難いです。
やはり肉体労働の面があるので体力的にも環境的にも今の日本に置いては難しいと言わざるをえません。
ただ皆無という訳ではなく、女性による梱包作業員が親会社に在籍しており、取引先の状況に応じて派遣されるそうです。

企業カルチャー・社風：
創業60年以上の老舗の側面がありますが、新しいことを色々試してる様子が伺えます。
例えば現場作業では書類ではなく全てiPadにて行われていてIT化を進めてるようです。
従来の方法を踏襲しつつ従業員の負担を軽減する工夫を常に試行錯誤しています。

組織体制・コミュニケーション：
海老原運送店には2つの部門があり、それを統括しているのが本社です。
新木場梱包倉庫では2つの部門の従業員が出入りするのでコミュニケーションは良く取れており、別部門同士の仲も良好なようです。
縦の序列などを感じる事はほぼ無く、気楽に雑談を行っているのでとても気兼ねのない雰囲気があります。

ダイバーシティ・多様性：
海外向けの梱包作業なため、原則日本人オンリーです。
現在の従業員に外国籍の方はいません。
また、引越業務や運転業務のため障害者雇用は解消すべき問題点が多々有り難しいと思われます。
ただ業務上の理由だけなので普段は宗教や国籍、働き方への意識の差などに置いて特に隔てる要素はないと感じます。