守谷市役所

勤務時間・休日休暇：
どこの役所も同じような感じだと思いますが、勤務時間は、８時３０分から１７時１５分で休憩が１時間です。基本的に休日はカレンダー通りなので、予定は立てやすいです。部署によっては、休日出勤がありますが、振替休日もしっかり取得できます。
現在、子育て中ですが、子育てに理解のある方も多く、子どもの運動会等にも有給休暇を取得して参加しています。

給与制度：
条例で給与が決まっているため、劇的な昇給はありませんが、年に１回の昇給があり、基本的には安定して昇給していきます。人事評価の結果によって、昇給や賞与に差が付きますので、頑張った職員が報われるようになっています。

評価制度：
昇格については、基本的には年に１回で、年功序列です。ただ、最近では人事評価結果によって早く昇格試験にチャレンジできるようになるなど、少しずつ年功序列から実力主義の方向に変化しています。人事評価制度については、数年前に大幅に変わったので、まだ未成熟な部分がありますが、頑張った人が報われるような制度になっていくと思います。

女性の働きやすさ：
非常に働きやすいと感じます。子育てする女性を例にあげると、民間では育児休業を取得すると「キャリアに悪い影響がある」「昇進が遅くなる」といったネガティブなイメージがありますが、守谷市役所では復職するタイミングでとみなして昇給が行われます。また、市役所の業務は多岐にわたるので、性別や年齢に関係なく活躍できる環境が整っていると思います。

福利厚生：
公務員なので、退職金は民間平均よりも多いと思います。持株会やストックオプションはありませんが、茨城県市町村職員共済組合の福利厚生事業が非常に充実しています。特に人気なのは、貯金、保険、宿泊（大洗の旅館が安く利用できます）で、旅館に家族で宿泊する職員も多いです。職員組合は例年ディズニーランドへのツアーを企画していて、バスで送迎してもらえるので小さい子供がいる家庭から人気です。

オフィス環境：

本庁舎の立地はあまり良くありません。駅からは徒歩20分くらいで、電車通勤する職員は駅からバスや徒歩で通勤しています。大半が車通勤ですが、職員用駐車場が市役所の近くにあるので車通勤に対するストレスは少ないと思います。

主に本庁舎と上下水道事務所、保健センター、給食センターなどの建物があります。本庁舎と上下水道事務所は築年数が経っており新しいとは言えませんが、大事に使っているので「古い、汚い」といった感じではありません。保健センターと給食センターは新しく非常に綺麗です。建物内にカフェはないので、買い物は自販機や近くのコンビニで済ませることが多いです。

給与制度：

原則毎年行われ、育児休業等で休んでいる期間があっても、復職するタイミングで昇給することができます。人事評価が標準より良い場合は、昇給の幅が標準評価よりも大きくなります。最近では、特に若手職員の仕事への姿勢（責任性、協調性、積極性など）や目標への努力（プロセス）を評価する仕組みが整えられ、若手職員でも良い評価を得やすい環境になっています。

直近では年間約4か月分が支給されています。支給される月数は、民間との均衡を踏まえて変動することがあります。毎月の給料と同様に、世間一般で平均的といわれる金額以上は受け取ることができているように感じます。

通勤手当、住居手当、扶養手当などの一般的な手当は用意されており、充実していると思います。また、給料（いわゆる基本給）の12％相当額が給料とは別に「地域手当」という名目で支給されており、この率（12％）は周辺自治体よりも高いです。

評価制度：
仕事で成果をあげれば正しく評価される仕組みになっており、特に若手は仕事に対する姿勢やプロセスについても評価される仕組みになっています。
基本的に、昇格は年１回の試験によって決まります。年功序列のような雰囲気はあまりなく、若手でも優秀で意欲的な職員は重要なポストに抜擢されるチャンスがあります。いわゆる「完全実力（成果）主義」のように職場内でギスギスするようなことはなく、先輩後輩がサポートし合って業務に取り組んでいるほか、上司への相談もし易い雰囲気です。