株式会社フジデリカ

事業の強み：
?製造カテゴリーにより各地区毎に専用工場化された事によって機械化が進んだ。?各地区に複数の拠点工場が存在するため、工場間の応援体制が取れ、生産キャパシティが大きい。?他のコンビニチェーンには存在しない独自の商品展開がみられる。

事業の弱み：
?既存取引先の店舗増が見込めないことで、今後売上も頭打ち状態となる可能性が高い。?労働人口の減少に伴い人材確保が厳しい状況となってきており、外国人労働者雇用増加傾向にある。?相次ぐ原材料値上げ等の影響により商品単価が上昇し、販売個数は減少傾向にある。

事業展望：
昨年より新規カテゴリーである和スイーツの開発に注力しています。今まで経験のないカテゴリーですので、開発力の向上が急務です。しかし、この和スイーツが軌道に乗れば、売上がプラスオンとなり、会社の新しい柱となります。よって営業開発部の活躍が期待されています。

成長・キャリア開発：
営業開発部ではコンビニ向けの弁当、おむすび、調理パン、麺、惣菜、デザートなどの開発を行っており、市場調査、商品開発、商品提案、規格書作成、製造指導など、ゼロから新商品が店頭に並ぶまで関与しています。よって、開発知識だけでなく、生産管理、品質管理など食品会社の知識を習得することができます。
社員の教育に力を入れているフジパングループでは、研修制度をはじめとした、スキルアップの場、知識習得の機会を各種多数回備えています。学びの機会は階層別・職種別に用意されています。また、各種通信教育講座を用意しており、所定の期間内に修了した方には受講料の全額を奨励金として会社より支給します。

働きがい：
1品の開発期間は、半年～1年を要します。発案し食材選定を１つ１つ行い、お取引先様に提案し、改良を繰り返し繰り返し行いますので、商品への思い入れは誰よりも強いものとなります。苦労して開発をした商品がお店に並ぶのを見て、次はもっと美味しい商品を開発したい気持ちになるので、これを働きがいと言うのかもしれません。

企業カルチャー・社風：
他部署と連動して製品を作るために、人との繋がりを大事にしている会社だと感じる。なにげなく話してくれたり、気さくに声をかけやすい雰囲気。新人のうちは慣れるまで先輩社員などがよく面倒見てくれる風土である。

組織体制・コミュニケーション：
社員間の距離感も近いし、上司との距離感も近いと感じるので雑談や相談しやすい。アットホームな感じはあるが、理不尽な仕事を頼まれたり、飲み会に強制参加などはない。食品を扱っているので衛生面にはとても厳しい。

ダイバーシティ・多様性：
外国人の従業員が多く、戦力として十分に活躍してくれている◎社員だけでなく、日本人のパートも外国人の活躍に評価している。その為、社内の掲示物なども外国人に理解しやすいように母国語表記したり、通訳もいる。

福利厚生：
地域手当、家族手当、住宅補助制度などがあり給与に上乗せされてのでありがたく感じる。入寮には基準があり、だれでも利用できる訳ではないが月１万円で借り上げ寮に住めるので経済的な負担が少なくなる。退職金は平均くらいと聞いたことがある。

オフィス環境：
休憩室はゆっくり食事ができ、仮眠できるタイプのソファーもあり、くつろげる。自動販売機でパンやカップ麺などが売ってあるので昼食は持ってこなくてもなんとかなる。会議室は別室に備えられているので通常の会議やWEB会議の際は人目が気にならない。

給与制度：
給与に関しては給与制度自体が親会社であるフジパンと同じであるため地元の同業他社よりも高いと感じる。中途入社でも新卒入社と同年齢、同役職であればほぼ同じ額がもらえるので中途入社の社員も多い。昇給は年1回、賞与は夏冬の２回で世間一般並み。各種手当は大企業並みに充実しており、特に子供が中高大と進学するにつれて金額が増える家族手当は子供が3人いる我が家にとってとてもありがたい。

評価制度：
評価は半期に一度自分で目標を立て、それを上司が評価する形。評価によって昇給や賞与に反映される。昇格は係長クラスまでは年功序列の要素が強い。それ以上は本人次第。将来のキャリアは自分の適性に合わせて幹部を目指すか、専門性を磨くか選べる。またキャリアは途中で方向転換することも可能で幹部から専門性へ、その逆を選ぶ人もいる。