株式会社貴津

事業の強み：
基本的に公共工事ということで、発注者は公的機関となり、その発注を請け負う形となる。
契約金が支払われないなどの心配はない。
また、無理な注文をされることは基本的にないので、経営的にマイナスになる要素が少ない。

事業の弱み：
公共工事は入札で工事の受注が決まるため、入札の競争で負けてしまえば受注案件がないという状況もでてきて、仕事がありませんという状況になってくるリスクがある。
そのため、入札での金額設定や、これまでの工事での評価点が重要になってくる。

事業展望：
今後は埼玉県でも朝霞を中心に事業を拡大していくことが予想される。
都内でも、豊島区中心という姿勢は変わらず、現状よりもより規模を大きくしていって、公営団地などの建物も積極的に入札していくことになると思う。

成長・キャリア開発：
公共工事は入札案件である特性上、常に工事する内容が一定ではない。そのため、様々な工種の工事に携わることになるので、自然と理解も深まっていく。また、公共工事ということで、その工事に携わったということが公共の記録に残り、しっかりキャリアとして記録されていく。

働きがい：
案件の大小はもちろん出てくるが、公共の施設の工事に携わったということが公的な記録として残っていくことが何よりやりがいとして感じることができるポイント。
そのほか、自分の指示通りに現場が上手くいっていたりすると現場を管理する人間としてやりがいを感じることができる。

企業カルチャー・社風：
先代社長、現社長の地元で立ち上げた会社で、地元に根差した会社。
公共工事においても豊島区での仕事が中心となっている。
社員も各世代年齢層は幅広いが、上の世代から下の世代まで誰にでも話しかけやすい社風と感じる。

組織体制・コミュニケーション：
社員の各世代年齢層は幅広いが、上の世代から下の世代まで誰にでも話しかけやすい社風と感じる。
社長や上司もそういったコミュニケーションを普段から心がけてくれいているのか、コミュニケーションの壁を感じることは少ない。

ダイバーシティ・多様性：
多様性を受け入れる体制はあると思う。
実際に女性の施工管理職の社員も働いており、産休・育休もしっかり取りながら働いている。
また、リモートワークの施工管理職員も在籍していて、時代に沿った働き方の多様性は感じる。

福利厚生：
退職金など一般的な中小企業の福利厚生は備えており、特段不足はないと思う。以前は社宅制度もあったが、現在はほぼ廃止している模様。カフェテリアプランのような充実した福利厚生もいまのところは導入されていない。

オフィス環境：
オフィスは少し特徴的で、社員は特定のデスクを設けておらずフリーアドレスのオフィスとなっている。施工管理はどうしても直行直帰が多くなるため、合理化によるものかと思う。
そのため、オフィスがごちゃごちゃせず、整頓された状況が常に整っている。

給与制度：
賞与は業績による部分が大きいが給与は実績に対して随時UPしていくことが見込めるので、給与面でのモチーベーションを持つことができる。技術者の資格もあれば仕事の幅も広がり、資格手当も見込める。資格取得に対しても積極的に支援をしてもらえる。

評価制度：
公共工事を主に行うので、工事完了時に公共機関が発行する工事に対しての評価点がベースとなる。
工事ごとに毎回評価されるという煩わしさの反面、評価は数字として見えてくることになるので、モチベーションを高く持つことができる。