株式会社栃雪

事業の強み：
大手コンビニチェーン店の仕分け・配送を任せられている点で、安定した事業であると感じる。コンビニ業界でも上位のコンビニチェーン店であり、年々店舗数の拡大や、売り上げ増加の施策等を行って頂いている為、今後も安定した利益確保に期待できる。

事業の弱み：
仕分けのみではなく店舗様への配送も行っているので、災害や悪天候への影響を受けやすく、また仕分けに関しても進捗が遅れてしまうと配送そのものが遅配してしまい、結果、納品遅れにより店舗様の売上機会の損失になってしまい、会社の利益にも影響が出てしまう。

事業展望：
共配事業に関しては安定していると感じているので、より働きやすい環境へと変化（機械化や自動化による作業負荷の軽減）に期待したいです。少子高齢化のため労働人口の減少で今後も従業員の確保（新規採用）の苦戦が懸念されるが、業務の省人化や省力化で老若男女問わず長く働ける環境を構築し、安定した事業の継続としたい。

入社時の期待と入社後のギャップ：
入社当時は年齢給であり、どれだけ長く勤続していても入社時の年齢が高い方の方が給料が高いことに不満を感じていたが、プロセス評価制度導入後は、定期昇給となり、頑張り次第では期待以上の昇給が望めることに喜びを感じております。

女性の働きやすさ：
男女比では3：7で女性の方が圧倒的に多く、また勤務時間帯的にも主婦層が働きやすい環境である。シールピッキングはドリンク等の重量物もあるが、台車を使った仕分けのため、重い商品を継続して持ち運びする必要はなく、女性でも作業し易い会社である。

企業カルチャー・社風：
2024年度から社員のワークライフバランスをより一層充実させるために、有給取得率の100％を目指し、有給休暇の繰り越しを1年間から2年間へと拡大。また入社半年未満の社員に関しては有給休暇の他に即取得できる特別休暇を新たに設け、有給付与日数が20日未満で従業員にも特別休暇と有給を併用して年間20日取得できる環境となった。

組織体制・コミュニケーション：
数年前はトップダウン式であったがボトムアップ式に変更となったことで、現場サイドは意見を主張し易く、上層部は意見を聞き入れやすくなった。社員の人数的には他社と比較的すると少人数だと思われるが、その分社員同士のコミュニケーションはより密に取ることが出来る。

ダイバーシティ・多様性：
男性、女性問わず働きやすい環境である。シールピッキングの仕分け作業であれば外国人の方でも簡単に覚えられる内容であり、また障碍者雇用枠としても積極的に採用しており、だれでも活躍できる環境を構築できていると言える。

福利厚生：
退職金制度、確定拠出年金（希望者）、ベネサポ（お店で使えるクーポン券や割引券、サービスが受けられる）、また社員やパートの紹介制度も導入しており、紹介者、被紹介者の両名にインセンティブがある点も魅力的である。

オフィス環境：
事務所は比較的にパートさん達でも気軽に入室できる環境である。会議室は収容人数に応じて使い分けができるよう3部屋設置。また業務委託している配送会社様とは別事務所となっているため、気を遣うことなくデスクワークに取り組める。