取材から受けた会社の印象
前例のない一大事業である次期戦闘機の共同開発が非常に印象に残ったので、スポットライトを当ててきましたが、防衛装備庁の業務は、当然これに留まりません。国際協力だけを見ても、イギリス・イタリア以外とも積極的に進めているとのことです。また、国際業務のみならず、日本の防衛産業の維持・強化等、国内に目を向けた仕事についても幅広くあると伺いました。
防衛装備庁には実に多種多様な仕事があると感じましたが、同時に、それら幅広い仕事のいずれも、「防衛装備品」という切り口から、平和を支えていくものである点は共通していると思います。防衛装備庁での仕事は、防衛装備行政という唯一無二のフィールドで日本と、そして世界の平和に貢献していくものであり、非常に大きなやりがいを与えてくれるだろうと確信しました。
この仕事のやりがい&厳しさ
やりがい日本と世界の平和という、使命感の高い仕事に携われます。戦闘機や艦船、戦車など我が国の安全保障の根幹を成す防衛装備品に関する政策の企画・立案、諸外国との共同開発、調達などを行い、平和と独立を守ることがミッションです。これらの仕事は防衛装備庁でしか実現し得ないものです。次期戦闘機の開発などかつてないプロジェクトのようなスケールが大きく使命感の高い業務に携われるでしょう。
厳しさ新しい挑戦や経験したことのない難題に挑んでいくことになります。近年の加速化・複雑化した安全保障環境を受け、防衛装備庁の果たす役割は年々増加しています。次期戦闘機の開発はもちろん、防衛力の抜本的強化に向け、防衛装備品に関する新しい施策を検討し、実行していくことになります。時には周りの誰も経験したことのない難題に向き合う場面もあり、悩むこともあると言います。
この仕事の向き&不向き
向いている人様々な課題に向き合い粘り強くプロジェクトを推進していく仕事です。「課題解決に向けて論理的かつ創造的に思考し、判断できる方」「国防分野に貢献する情熱を持った方」に向いています。また国際的な業務に携わる場合は「自分のビジネス経験や語学力を国際的なフィールドで発揮したい方」にも適性がある仕事です。
向いていない人決められた方針に沿って動くだけでなく、プロジェクトの方向性を立案することが求められます。「新しい挑戦や知識の習得に後ろ向きな方」には不向きです。各国企業等とも協力しながら進める必要があるため「様々な背景を持った人々と関係を構築することに消極的な方」にも向いていません。