取材から受けた会社の印象
エネルギー施設に対する規制業務や自主的な保安確保をサポートする規程のチェックなどを行なっている産業保安監督部。今回の取材では同部の雰囲気や働きやすさについてお伺いしました。
各監督部には25~50名ほどの職員がおり、合計で300名近くになるそうです。経済産業省と聞くとお堅い雰囲気を想像していた取材者でしたが、他の監督部と業務上のつながりも深く、頻繁に仕事の相談をしているとのこと。「バレーボールサークルなどもあり、仕事以外でも頻繁に集まっていますよ」というお話には驚きました。
また、勤務時間を柔軟に選択することができる点も魅力の1つ。さらに年間休日は120日以上で、完休2日の土日祝休み、残業月10時間程度と、自分の時間をしっかり確保できます。そうした雰囲気の良さ・働きやすさからか、同省では定年まで勤めあげる方が多いのが特徴だそうです。
腰を据えて働くうえでも、同省は魅力的な選択肢と言えるでしょう。
この仕事のやりがい&厳しさ
やりがい■国・地域の安全とエネルギー産業を守る、最後の砦として貢献できます。
日本全国にある工作物や産業施設の保安確保を担っているのが、産業保安監督部。新たに施設を建てる際の書類審査や管理を行なうとともに、設置の最終許可を出す大きな責任を持っている部署でもあります。最近では太陽光発電や風力発電といった新エネルギーに注目が集まる中、自然災害による事故も右肩上がりに増加。ますます同部の重要性が高まってきています。自身の経験や知識を活かして、国・地域のエネルギー産業、およびそこに住む人々の暮らしを支えられることは、この仕事の大きな意義と言えるでしょう。
日本全国にある工作物や産業施設の保安確保を担っているのが、産業保安監督部。新たに施設を建てる際の書類審査や管理を行なうとともに、設置の最終許可を出す大きな責任を持っている部署でもあります。最近では太陽光発電や風力発電といった新エネルギーに注目が集まる中、自然災害による事故も右肩上がりに増加。ますます同部の重要性が高まってきています。自身の経験や知識を活かして、国・地域のエネルギー産業、およびそこに住む人々の暮らしを支えられることは、この仕事の大きな意義と言えるでしょう。
厳しさ■常に勉強が必要です。
電力・ガス・鉱山・火薬などのそれぞれの領域について、保安・検査の法令が定められています。入職後は各領域の専門用語や各法令の役割について覚えていかなくてはなりません。また、近年はこうした法令による事業者への指導監督が強化されていることもあり、法令や基準が刷新されることも珍しくありません。そのたびに関係各所に落とし込んでいかなければならない大変さがあります。また、1つの領域だけを極めればよいわけではなく、ジョブローテーションを通じてすべての領域に触れることになるそうです。勉強量の多さ・幅広さに慣れるまでは時間がかかるでしょう。
電力・ガス・鉱山・火薬などのそれぞれの領域について、保安・検査の法令が定められています。入職後は各領域の専門用語や各法令の役割について覚えていかなくてはなりません。また、近年はこうした法令による事業者への指導監督が強化されていることもあり、法令や基準が刷新されることも珍しくありません。そのたびに関係各所に落とし込んでいかなければならない大変さがあります。また、1つの領域だけを極めればよいわけではなく、ジョブローテーションを通じてすべての領域に触れることになるそうです。勉強量の多さ・幅広さに慣れるまでは時間がかかるでしょう。
この仕事の向き&不向き
向いている人◎新しい知識を学ぶことに抵抗が無い方
電力・ガス・火薬・鉱山・再生エネルギーなど、幅広い知識を網羅的に理解する必要があるほか、新しい法律知識のインプットも重要です。新しいことを学ぶのに抵抗が無い方は活躍できるでしょう。
電力・ガス・火薬・鉱山・再生エネルギーなど、幅広い知識を網羅的に理解する必要があるほか、新しい法律知識のインプットも重要です。新しいことを学ぶのに抵抗が無い方は活躍できるでしょう。
向いていない人△内勤の業務だけをしていたい方
事業者への立ち入り検査を行なうなど、現場に赴いて行なう業務も発生します。内勤の業務だけをやりたい方には不向きでしょう。
事業者への立ち入り検査を行なうなど、現場に赴いて行なう業務も発生します。内勤の業務だけをやりたい方には不向きでしょう。