取材から受けた会社の印象
大手文具メーカーとして高い認知度を誇る同社。改めて取扱商品のラインナップを見てみると、見覚えのあるものばかりでした。「1965年の有人宇宙飛行計画『ジェミニ計画』では、宇宙船内にぺんてるのサインペンが持ち込まれたんですよ」「アメリカではぺんてるのシャーペンがヒットして、シャー芯の太さだけは『inch』ではなく『mm』の単位が普及したんです」と、驚きのエピソードもたくさん。海外には20もの拠点があり、商品が国内外で愛されていることが伝わります。
そしてその文具事業を成長させるにあたって磨き上げた技術・ノウハウも強みのひとつ。例えばペンに活用されているインキの密閉技術は、「液体が外部に漏れないよう密閉し、正確な定量で吐出する」という技術が求められる携帯型化粧品などにも活用されているそうです。
盤石な事業基盤をもとに、時代のニーズを捉えて新しい事業にも挑戦する同社。取材を通して将来性を実感しました。
この仕事のやりがい&厳しさ
やりがい■形になるまでの苦労が報われる喜びが味わえます。
1つの商品の企画から開発まで、短くても半年以上、長いと2年以上かかります。それだけ長い歳月を費やすからこそ、製品のサンプルが上がってきた時には言葉にならないほどの感動を味わえるといいます。また、ものづくりの細やかさや大変さ、「これから頑張って売らなくては」という緊張感もまた、仕事の中で感じられる醍醐味とのことでした。
販売後には、自分で考えたキャッチコピーが反映されているのを店頭で見たり、存在感のある什器がメディアやSNSで反響を呼んだりすることも。総じて「頑張ってよかった」と感じられるシーンは多いでしょう。
1つの商品の企画から開発まで、短くても半年以上、長いと2年以上かかります。それだけ長い歳月を費やすからこそ、製品のサンプルが上がってきた時には言葉にならないほどの感動を味わえるといいます。また、ものづくりの細やかさや大変さ、「これから頑張って売らなくては」という緊張感もまた、仕事の中で感じられる醍醐味とのことでした。
販売後には、自分で考えたキャッチコピーが反映されているのを店頭で見たり、存在感のある什器がメディアやSNSで反響を呼んだりすることも。総じて「頑張ってよかった」と感じられるシーンは多いでしょう。
厳しさ■すべての商品が順調に売れるとは限りません。
マーケティング担当が日々連携するのは、営業や海外支店。例えば「このペンの軸色はどうしてこの色なんですか?」「インクは赤色にしたほうが売れたんじゃないですか?」「どうしてこのメッセージで売り出すんですか?」といった意見を受ける窓口になります。販売戦略の担当として、自分でアイデアを出したことではなくても質問には丁寧に答えなくてはいけませんし、売れなければマーケティング担当の責任になります。プレッシャーの大きな仕事です。
マーケティング担当が日々連携するのは、営業や海外支店。例えば「このペンの軸色はどうしてこの色なんですか?」「インクは赤色にしたほうが売れたんじゃないですか?」「どうしてこのメッセージで売り出すんですか?」といった意見を受ける窓口になります。販売戦略の担当として、自分でアイデアを出したことではなくても質問には丁寧に答えなくてはいけませんし、売れなければマーケティング担当の責任になります。プレッシャーの大きな仕事です。
この仕事の向き&不向き
向いている人◎自分で考え、提案することにやりがいを感じる方
今後は新しい市場を開拓していきたいと考えておられる同社。取材でも、これまでにない発想が必要だとおっしゃっていました。予算内で自由にプロモーションを考え、実現できることもあり、自分で新しいアイデアを考え、提案することを楽しめる方は活躍できるでしょう。
今後は新しい市場を開拓していきたいと考えておられる同社。取材でも、これまでにない発想が必要だとおっしゃっていました。予算内で自由にプロモーションを考え、実現できることもあり、自分で新しいアイデアを考え、提案することを楽しめる方は活躍できるでしょう。
向いていない人▲飽きっぽい方
ターゲットになりうる人やインフルエンサーにインタビューを実施したり、いくつもの案を出したりしながら、時間をかけて商品を形にします。粘り強さに欠ける方や飽きっぽい方には不向きでしょう。
ターゲットになりうる人やインフルエンサーにインタビューを実施したり、いくつもの案を出したりしながら、時間をかけて商品を形にします。粘り強さに欠ける方や飽きっぽい方には不向きでしょう。