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取材から受けた会社の印象
「ある幼稚園を担当した際に、遊具の中に"天狗"が休める場所を作ったことがあるんですよ」そう話してくれたのは、入社5年目の設計デザイナー(女性)でした。どうして天狗なのだろうと不思議に思って尋ねてみると、その幼稚園には以前から天狗の言い伝えがあって、そこで働く先生方も日頃から「天狗が来るぞ」と子どもたちに話していたと言います。そこで佐藤さんは、設計する遊び場の中に「天狗」というモチーフを忍ばせたのでした。
結果は、子どもたちに大好評だったそうです。このエピソードは、アネビーが大切にしている「一園一プラン」のモットーを裏付けるお話だと感じました。子どもたちに心から楽しんでもらえる遊び場を作るために、担当する幼稚園や保育園のことを深く理解して、毎回新しいコンセプトを生み出していく。アイデアを出す面白みが尽きない、奥深い仕事だと思います。
この仕事のやりがい&厳しさ
やりがい顧客の要望を踏まえて、遊具や遊び場全体を自由にデザイン・設計していく面白みがあります。園庭全体のコンセプトをはじめ、遊具の種類や遊びの組みあわせ方、子どもたちの導線についてなど、自分なりのアイデアが重視される職場です。担当営業や顧客担当者から「楽しそう。その工夫いいね」と認めてもらえたときには、意図が伝わったという達成感があります。
そして、実際に担当した幼稚園や保育園に足を運んで、自分の手がけた遊具で子どもたちが楽しそうに遊んでいる姿を眺めるのが、何よりの醍醐味です。設計デザイナーの方の話では、自分の想定通りに子どもたちが夢中に楽しんでくれるのも嬉しいそうですが、それ以上に全く想定外の遊び方をされているのを見つけたときに「そうきたか(笑)」と嬉しくなるそうです。
そして、実際に担当した幼稚園や保育園に足を運んで、自分の手がけた遊具で子どもたちが楽しそうに遊んでいる姿を眺めるのが、何よりの醍醐味です。設計デザイナーの方の話では、自分の想定通りに子どもたちが夢中に楽しんでくれるのも嬉しいそうですが、それ以上に全く想定外の遊び方をされているのを見つけたときに「そうきたか(笑)」と嬉しくなるそうです。
厳しさどんなに慎重に遊具を設計しても、自分の手がけた遊具で子どもがケガをしてしまう可能性はゼロではありません。もし何か事故が発生してしまったら、実際にその園に足を運んで、設計に不備はなかったか、遊び方に問題はなかったか、劣化状況に課題はなかったか、設計者自身が徹底的に調査を行ないます。そこで万一、設計の不備が発覚すれば、心から謝罪し、責任を持って遊具を修正。もし遊び方に問題があった場合でも、遊び方の新ルールを設けたり、先生方に注意を促したりして再発防止に努めます。
この仕事の向き&不向き
向いている人小さな頃、遊具で遊ぶのが好きだった方にピッタリ。遊具を考えていく上で自身の体験がヒントになるため、子どもの頃にたくさん遊びまわっていた方は向いています。また、「わたしはこう思うんですよね」「それに対して俺はこう思うなぁ」とお互いが自分の考えを説明しながら仕事を進めていく職場なので、自分の意見をきちんと伝えられることが大切です。
向いていない人子どもの安全や成長に関わる製品を手がけるため、責任感を持って仕事と誠実に向き合えない方には向いていないでしょう。また、施工完了後の引き渡し時には、遊具の使い方や注意点を設計者自身が実践して見せることもあるため、カラダを動かすのに少し抵抗があるという方には大変かもしれません。