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取材から受けた会社の印象
創業から約60年、製菓や製パン用のペーストの製造販売を手掛けてきた同社。パンのペーストと聞くと、クリームパンのような菓子パンに使われているイメージがありました。実際に、同社の商品も大手メーカーなどの菓子パンのクリームやパンの風味付けに使われることが多いそう。ところが、最近ではさまざまな味のペーストを企画しているのだとか。商品の資料を見て驚かされたのは、オニオン風味、完熟トマト原料を使用したトマト風味、洋食屋のカレーをイメージしたカレーフィリングなどのペーストもあること。名前を聞くだけでも美味しそうな品揃えです。これらはカレーパンやオニオンベーコンパンなどの調理パンに使用されているそうです。これだけ多彩な商品が揃っているなら、企画の幅も広がりそう。アイデアを形にしたい、企画の面白さを味わいたい、そんな人なら楽しめるのではないでしょうか。
この仕事のやりがい&厳しさ
やりがい自分の足で市場調査して企画し、それをプレゼンするところまで見届けられます。そのため、クライアントの反応を間近で見ることができるのでやりがいがあります。自分の企画を褒められたり、採用されたときはとても嬉しく、「やりきった!」という気持ちになるそうです。
厳しさパンは小さな店舗からスーパーまで含めると、数えきれないほどの種類があります。それらの商品からトレンドを見つけ出すためには、ある店舗のすべての商品を記録して昨年と比較したり、お客さまの入り具合などをコツコツと調査しなければいけません。エクセルに情報を1つずつ入力していくため、結構な労力がかかります。商品企画と聞くと華やかなイメージがありますが、実際は地道な作業が大切です。
この仕事の向き&不向き
向いている人パンに使われるクリームを専門に扱うメーカーなので、パンが好きな人なら楽しめるお仕事です。パンが紹介された雑誌を見るのが大好き、美味しいパンの店をいくつも知っている、パンの知識ならだれにも負けない、そんな人ならきっと活躍できるでしょう。
向いていない人商品企画の仕事は1人ですべてやるわけではありません。営業やパンの研究部、製造部など、多くの部署のスタッフと話し合い、意見を調整しながら形にしていきます。コミュニケーションスキルに自信がない人、自分のやりたいことに固執してしまいがちな人には向いていないでしょう。