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取材から受けた会社の印象
星野リゾートグループの一員として、青森県のホテルを運営されている同社。活躍されているスタッフの方々は、ずっと青森県に住まわれている方だけでなく、一度青森県を出た上でUターンして戻ってくる方も多いのだとか。しかし、移住ともなれば気になるのは同社の安定性。コロナで休館を余儀なくされたところも多い中で、同社はどのような対応を取っていたのでしょうか。
すると、「社会情勢が変化している真っ最中でも、賞与カットはしませんでした」という回答が。星野リゾートグループという基盤があるからこそ、スタッフの解雇なども一切行なわなかったそうです。最近では国内外共に観光客も戻ってきており、2023年には過去最高益に。星野リゾートグループが運営している施設も、約40施設から69施設まで拡大するなど、観光業の担い手として回復を通りこした成長をされています。
景気の変動に左右されない安定性があると感じた取材でした。
この仕事のやりがい&厳しさ
やりがい■自ら知り・動き・発信できる。
青森屋・奥入瀬渓流ホテルの双方に共通するのは「青森の魅力を発信する」ということです。ホテルで行なうサービスやアクティビティの企画は、毎月の「魅力会議」にて自由にアイデアを出し合うことからはじまります。
たとえば、奥入瀬渓流ホテルのアクティビティ「苔さんぽ」も、あるホテルスタッフの方の発案で始まったそうです。その方が情熱的に魅力を伝え続けることで、徐々にスタッフも “苔ファン” に。今では、「苔玉アイス」を提供したり、フロントで「苔玉ペン立て」を使ったり、お土産としてオリジナルの「苔スイーツ」を販売したり……。いつしか「苔」がホテルの顔となったのです。
自分なりに情報収集し、考え、周囲と話し合う中で新たな名物が生まれる。そうしたプロセスを楽しめるのは、同社のホテルならではでしょう。また、日々の仕事の中でお客様とお話しする機会が多いため、各アクティビティへの感想を聞く機会も多いとのこと。「面白かったです!また、別の季節にも来てみたいと思います」といった声をもらえると嬉しい、というお話でした。
青森屋・奥入瀬渓流ホテルの双方に共通するのは「青森の魅力を発信する」ということです。ホテルで行なうサービスやアクティビティの企画は、毎月の「魅力会議」にて自由にアイデアを出し合うことからはじまります。
たとえば、奥入瀬渓流ホテルのアクティビティ「苔さんぽ」も、あるホテルスタッフの方の発案で始まったそうです。その方が情熱的に魅力を伝え続けることで、徐々にスタッフも “苔ファン” に。今では、「苔玉アイス」を提供したり、フロントで「苔玉ペン立て」を使ったり、お土産としてオリジナルの「苔スイーツ」を販売したり……。いつしか「苔」がホテルの顔となったのです。
自分なりに情報収集し、考え、周囲と話し合う中で新たな名物が生まれる。そうしたプロセスを楽しめるのは、同社のホテルならではでしょう。また、日々の仕事の中でお客様とお話しする機会が多いため、各アクティビティへの感想を聞く機会も多いとのこと。「面白かったです!また、別の季節にも来てみたいと思います」といった声をもらえると嬉しい、というお話でした。
厳しさ■移り変わりが激しく、対応もスピーディー。
同じサービスやアクティビティを提供し続けていると、お客様に飽きられてしまいます。また、複数回のリピートにもつながりません。よって、季節ごとに新しいプログラムを始めたり、レストランのメニューを入れ替えているとのこと。内容が変わればお客様に説明すべきことも変わりますし、シフト内での時間ごとの配置・担当業務も変わってきます。
したがって「毎日同じことを繰り返す」という働き方ではなく、変化に対して柔軟に対応する必要があります。自分から周囲の情報を取りに行き「何がどう変わるか」と考えて行動しないと、変化についていけないかもしれません。
同じサービスやアクティビティを提供し続けていると、お客様に飽きられてしまいます。また、複数回のリピートにもつながりません。よって、季節ごとに新しいプログラムを始めたり、レストランのメニューを入れ替えているとのこと。内容が変わればお客様に説明すべきことも変わりますし、シフト内での時間ごとの配置・担当業務も変わってきます。
したがって「毎日同じことを繰り返す」という働き方ではなく、変化に対して柔軟に対応する必要があります。自分から周囲の情報を取りに行き「何がどう変わるか」と考えて行動しないと、変化についていけないかもしれません。
この仕事の向き&不向き
向いている人“青森の魅力” を設備やサービスに反映させて、発信していくことを大切にしているホテルです。スタッフとしての自立性を求められるため「自然豊かな土地に関心があり、魅力を発信したい」「自分からアイデアを出すことが得意なので、実現の場がある環境で働きたい」という方はご活躍されるでしょう。
向いていない人社風として、自分なりに働き方やキャリアについて考えて行動することを求められます。ただ単に「接客が好き」「自然が好き」というだけの場合は、“好きなことに触れるだけではない” というプレッシャーを感じることもあるでしょう。