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取材から受けた会社の印象
輸送機器や製造装置、医療機器、通信機器、スポーツ、レジャーなど、さまざまな業種におけるカーボン製品の製造実績がある同社。「実現不可能に近い製造にもチャレンジする」といいます。
たとえば、世界的な自動車用シートメーカー『RECARO』のレーシングカー用シート。製品化のハードルが高く、他社では依頼を断られていたそうです。そんな中、同社はこの共同開発に参加。最終的に、製造・量産を実現できたとのことでした。ほかにも、大手自動車メーカーの研究に必要な製品や、世の中に出る前の試作品などの依頼も多数あるそうです。
難しい案件に対応できる理由は、大きく2つ。1つは、「東明グループ」の一員であり、安定した経営基盤があること。もう1つは、国内のほとんどの炭素メーカーと取引したり、年間“億単位”で設備に投資したりしていること。社員個人の技術力はもちろんのこと、社員個人の技術を活かせる環境が整った会社だと感じました。
この仕事のやりがい&厳しさ
やりがい■難しい案件を成功に導けたとき
担当する案件によっては、一筋縄ではいかない案件もあるといいます。そんなときは、みんなでノウハウを持ち寄り、どうすれば実現できるかを一緒に考えるそうです。だからこそ、無事に製造・量産を実現できたときは、みんなで喜びを分かち合えて喜びが2倍になるとのお話でした。
■自社のカーボン製品があらゆるところで使われること
たとえば、街に出て道路を走っている車を見たとき。ほかにも、病院でレントゲン検査を受けるとき。あらゆるところで使われているからこそ、普段の生活の中で「ここに自社のカーボン製品が使われているんだ…!」と実感できる機会が多々あるそうです。自分の仕事に誇りを持てるとのお話でした。
担当する案件によっては、一筋縄ではいかない案件もあるといいます。そんなときは、みんなでノウハウを持ち寄り、どうすれば実現できるかを一緒に考えるそうです。だからこそ、無事に製造・量産を実現できたときは、みんなで喜びを分かち合えて喜びが2倍になるとのお話でした。
■自社のカーボン製品があらゆるところで使われること
たとえば、街に出て道路を走っている車を見たとき。ほかにも、病院でレントゲン検査を受けるとき。あらゆるところで使われているからこそ、普段の生活の中で「ここに自社のカーボン製品が使われているんだ…!」と実感できる機会が多々あるそうです。自分の仕事に誇りを持てるとのお話でした。
厳しさ■炭素繊維強化プラスチックは扱いが難しい素材であること
炭素繊維強化プラスチックは炭素繊維とプラスチック樹脂を組み合わせた複合材料であり、鉄と比べて4分の1という軽さながら10倍以上の強度がある素材です。積層構造となっているため、上から削る場合と横から削る場合で仕上がりが変わります。また、削った際に繊維が飛び出して表面が傷ついてしまったり、樹脂の種類や量などによって大きく反ってしまったり、予想通りにいかないこともあるそうです。
実際、金属加工やプラスチック加工の経験者でも、炭素繊維強化プラスチック加工に苦戦することもあるといいます。慣れるまで時間がかかるとのことですし、想定外の失敗が続くと心が折れそうになるかもしれません。
炭素繊維強化プラスチックは炭素繊維とプラスチック樹脂を組み合わせた複合材料であり、鉄と比べて4分の1という軽さながら10倍以上の強度がある素材です。積層構造となっているため、上から削る場合と横から削る場合で仕上がりが変わります。また、削った際に繊維が飛び出して表面が傷ついてしまったり、樹脂の種類や量などによって大きく反ってしまったり、予想通りにいかないこともあるそうです。
実際、金属加工やプラスチック加工の経験者でも、炭素繊維強化プラスチック加工に苦戦することもあるといいます。慣れるまで時間がかかるとのことですし、想定外の失敗が続くと心が折れそうになるかもしれません。
この仕事の向き&不向き
向いている人◎最先端のものづくりに挑戦したい方
最先端の技術や設備を駆使し、さまざまな業種の大手企業が持つニーズに応えている同社。最先端のものづくりに挑戦したい方は、活躍できること間違いなしでしょう。
最先端の技術や設備を駆使し、さまざまな業種の大手企業が持つニーズに応えている同社。最先端のものづくりに挑戦したい方は、活躍できること間違いなしでしょう。
向いていない人△物事を深く追求しようとしない方
対応依頼書の通りに製造しても、思い通りにいかないこともあります。そんなときは、「なぜ?」と考えることが大事。物事を深く追求しようとしない方は、活躍が難しいでしょう。
対応依頼書の通りに製造しても、思い通りにいかないこともあります。そんなときは、「なぜ?」と考えることが大事。物事を深く追求しようとしない方は、活躍が難しいでしょう。