動画でCheck!
取材から受けた会社の印象
学校教材に懐かしさを感じる方は少なくないでしょう。最近ではブロックを使ったプログラミングキットなど、時代のニーズに合わせた製品が人気を博しています。教材とは、単なる知識を身につけるためのツールではなく、児童・生徒の「体験」を促すもの。だからこそ、このIT全盛の時代にあっても「デジタル化」されることは考えにくいです。少子化の影響はあるものの子ども一人あたりの教育費は上昇を続けており、教育分野は業界構造としても非常に安定していると言えるでしょう。
気になるのは、今回採用される方も含めた営業メンバーが、営業活動をする時期としない時期とを明確に分けていること。その理由をうかがうと「1学期の教材を2月に、2学期の教材を6月に、3学期の教材を11月に提案しているんです」との答えでした。学期にあわせて効率的に営業活動を行なっているそうです。学校教材を扱う仕事ならではの働き方と言えるでしょう。
この仕事のやりがい＆厳しさ
やりがい営業は最もユーザーに近い立場のため、製品の企画にも欠かせない存在。ユーザーの声を代弁し、製品の改良に至った例は少なくありません。最近では、開発部の社員と共に学校や販売店に訪問しているそう。企画にまで携わった製品だからこそ、愛着も大きくなると言います。また、街中で同社の製品を持って帰る子どもたちを見かけることもあるのだとか。アサガオの鉢植えや書道セットを大事そうに抱えている姿に、ついつい胸が高まってしまうのだと言います。自分の扱っている製品に誇りを感じられる仕事です。
厳しさ学校教材という商材の特性上、年度初めの4月は繁忙期となります。この時期には、営業スタッフも注文処理や製品の梱包・発送などをサポート。繁忙期だけに仕事量は多く、注文処理なら1人で1日50～100枚くらいの書類を処理することもあります。
この仕事の向き＆不向き
向いている人提案するのは、理科の実験キットや図画工作キットなど小学生向けの学校教材です。「子どもが好き」「教育に関わりたい」という方に向いています。
向いていない人1年のうちの3ヶ月が営業で、それ以外は内勤の仕事がメインとなります。ずっと営業として仕事に就きたい、という方には向いていません。
