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取材から受けた会社の印象
市民のための提案をどんどんカタチにできる職場。というのが率直な感想です。四條畷市では子育て環境に関するものだけでも多くの取り組みが生まれています。中でも、印象的だったのが路上喫煙の全面禁止です。2018年には公共的空間での喫煙(加熱式たばこを含む)を規制する条例が大阪府内で初めて制定されました。また、ベビーカーで入店できる、子ども向けのメニューがあるなど、親子で利用しやすいお店が分かるステッカーの利用も促進中。子育て世代に優しいまちづくりが進んでいます。こうした施策の意思決定をしているのが、外務省および民間企業出身の東市長です。民間出身者を副市長として採用し、市民満足度の向上に取り組まれました。改革への強い決意を持つトップだけに職員からの提案は大いに歓迎されます。人のため、地域のためのアイデアをカタチにする。そんな醍醐味が味わえる職場です。
この仕事のやりがい&厳しさ
やりがい母子保健事業、成人保健事業の両方を通じ、市民を長期的に支えていくやりがいがあります。具体的には、保健師として活躍中の方から次のお話を伺いました。それは、あるご家庭で2人目のお子さんが産まれた後のこと。ご自宅を訪問した保健師が目にしたのは、以前、母親から発育が遅れていると相談を受けていた第1子が成長した姿でした。ほかにも、育児の不安に寄り添ったり、「夫がメタボで…」という相談を受けたりすることが珍しくないとのこと。地域の方々を継続的に見守り、支援していける仕事だといえます。
厳しさ接する方々の健康について、それが良い内容でも悪い内容でも伝えなければならない仕事です。たとえば、子どもに発達障がいの可能性がある、がん検診を受けたほうがいいなど、相手が受け入れたくない内容であるケースも往々にしてあります。もちろん言葉やタイミングを選んでお伝えしますが、理解していただくのに時間がかかることも多いそう。相手を支援するためとはいえ、心苦しい思いをする場面が少なくないのもこの仕事の特徴です。
この仕事の向き&不向き
向いている人赤ちゃんからお年寄りまで、あらゆる年代の方と接します。気軽に相談してもらえる関係をつくらなければならない仕事ですので、相手に好感を持たれるような立ち居振る舞いを意識できる方に向いているでしょう。
向いていない人市民に寄り添ったサービスを展開していくためにも、自分の考えを持って仕事に取り組めない方は活躍するのが難しいでしょう。また、さまざまな業務を関係者と連携して進めていきます。協調性を持てない方、受身の姿勢で仕事に臨む方も向いていません。