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取材から受けた会社の印象
自動車ガラスの専門商社として、60年の歴史を持つ同社。その他にも自動車に関する数多くの製品を扱っているそうで、中にはダムゴム（ガラス交換時に接着剤がはみ出ないようにするパーツ）といった、一般的にあまり馴染みのない製品もあるとのこと。
ただそうなると、自動車に詳しくないと無理なのでは？そう思い採用担当の方に尋ねたところ「入社前に自動車に関する知識は、一切必要ありません」と仰られていました。実際に今まで入社された方も、ほとんどが未経験で入社。全くの畑違いから飛び込んできた先輩がほとんど。商品知識は入社後2週間の研修でしっかり学べるそうで、また管理センター出身の商品知識が豊富な先輩がいることもポイント。困った時は何でも質問できるとのこと。これなら経験や知識がない方も、安心して飛び込んでいけそうです。
この仕事のやりがい＆厳しさ
やりがい同社のスタッフの方に伺ったところ「受注対応する本数が、徐々に増えていくことでしょうか」といった答えが返ってきました。なんでも同社では、専用のシステムを導入しており、「誰がどの企業を対応したか」が分かるようになっているのだとか。そのスタッフの方も、当初は知識に乏しく、一つの商品を調べるにも時間がかかっていたそうですが、やがて先輩のフォローが無くても対応できるようになり、今では部署内でも有数の本数を対応しているそうです。「昨日より今日。今日より明日…っていう風に、どんどん本数が増えていくと、成長しているなって実感しますね」と嬉しそうに語るその笑顔が、非常に印象的でした。
厳しさ商品管理センターの専任スタッフによる徹底した検品など、二重三重のチェックをした上で出荷をしているそうですが、自動車ガラスは非常に繊細な物。輸送中に破損してしまうこともあるらしく、時にはお客様から厳しい言葉をいただくこともあるそうです。しかしその場合でも「運送会社のせいだから…」といった考え方は厳禁。出荷をした企業の窓口として、責任感をもって誠心誠意お客様に対応することが求めらます。
この仕事の向き＆不向き
向いている人国産車で約2,500種。輸入車にもなると約1万2,000種類の自動車ガラスを扱っている同社。全ての商品知識を正確に暗記する必要はないそうですが、メーカーや車種、車型などの情報から「どのガラスが必要か」を調べられるようにならなければいけないとのこと。先輩方も最初はメモに書いて覚えたそうで「自ら学ぼうとする意欲のある方」「向上心を持って仕事に取り組める方」に向いています。
向いていない人同社の受注問合せの約6割が電話になり、お客様の中にはどの種類の自動車用ガラスを注文すれば良いか分からない方もいるそうです。その際も慌てずに、お客様が「どんな製品を望んでいるか」をしっかり聞き出すことが大切になります。「人と会話することが苦手な方」は活躍が難しいかもしれません。
