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取材から受けた会社の印象
「ヒマな時間ができたら、事務所に戻ってきて、資格の勉強なり仕事の勉強なりをしてくれても構わない」と語る、社長の本田さん。なんだか随分、自由な感じですが、その真意はどこにあるのでしょう?詳しく聞いてみると、本田さんは「社員には、自分で自分の目的を持ってほしいんだ」と語ってくれました。
一番まずいのは、その日1日で、何も得ることがなかったというパターン。それより、自分の目的のために、自主的に時間を使ってくれた方が、余程いいのだと言います。逆に、会社の側から「ああしろ・こうしろ」と指図をすることも無いそう。言われた通りに勉強して、それで資格を取れても、あまり身にならないと言います。
「自分の目的を自分で決めて、それに向けて動ける人なら、壁にぶつかった時も踏ん張れる。もちろんサポートは全力でするから、一緒に頑張ろう」…確かに同社なら、キモチの面でも自立を目指せそうです。
この仕事のやりがい&厳しさ
やりがいリフォームにしろ、新築にしろ、全く新しい物を形にしていくのは、やはり楽しいと言います。形をつくっていくという意味では、工事もある意味で芸術。そんな風に考えると、要所要所でこだわりが出て、作り手として成長できるのだとか。完成時には「自分の作品だ!」という手応えを感じられるそうですよ。また、そうして手掛けた建物に、10年・20年と人が暮らしていくのだと思うと、感動も大きいと言います。
厳しさ同社は、社員ひとりひとりの自主性を重んじています。もちろん、教育や育成はしっかり行なってもらえますが、ある程度の段階までいったら、どの様に成長していきたいか、自分で目的意識を持つことが求められます。指示通りに仕事を覚えていればいい…というスタンスでいると、自分の思うように周囲に認めてもらえなかったりなど、ギャップに苦しむことになるでしょう。
この仕事の向き&不向き
向いている人人間関係に気を配れる方が向いています。たとえば職人さん達と仕事をする中で「このネジ、そろそろ必要かな。ネジを使うなら、こっちの工具も要るかもしれない」と、先回りして気をつかうことが大事。すると、職人さんの方も、同じだけの気遣いをあなたに返してくれるように。こうしたやり取りの積み重ねが信頼関係を築いていくのだと言います。
向いていない人いわゆる指示待ちタイプの方は向いていません。もちろん、現場での動き方などはしっかり教えてもらえる環境ですが、自分から「次は何をすればいいか」を考えたり、周囲に質問していく姿勢も大事。新人の内からそうした姿勢を養っておかないと、ある程度成長して壁にぶつかった時に困ってしまうと言います。