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取材から受けた会社の印象
同社の親会社は東証プライム上場企業のトランコム。2023年3月期のグループ連結売上高は1677億円と、物流業界の中でも大手と呼ばれるグループです。
多数のグループ会社をもち、グループ全体で様々な事業を展開。協力会社1万3000社のネットワークを活かした荷主と物流会社のマッチングサービスや、物流センターの構築や運営、人材派遣サービス、貨物輸送サービス等を提供しています。ITシステムを開発する会社もあり、物流会社としてのノウハウを活かし、倉庫管理システムや配車システムも開発。自社や取引先の効率化に貢献しているようです。
その中でも同社が手がける物流センター事業は、近年3PLと呼ばれ注目されています。3PLとは、お客様の倉庫から配送まで運営を一括で任せてもらい、コスト削減や効率化につなげる事業。生産性の向上を求められる現代において高い需要を誇り、今後も成長が見込めます。安定性には間違いない会社です。
この仕事のやりがい&厳しさ
やりがい久喜ロジスティクスセンターでは、大手メーカーのお菓子などを中心に扱います。メーカーで製造されたものが同社の倉庫に入り、そこから物流センターやスーパーなどに運ばれていきます。商品によって違いますが、関東の広範囲のエリア、さらには全国に流通するものも扱っているとのこと。自分が担当しているメーカーの商品をスーパーなどで見かけることもあるでしょう。
厳しさ倉庫全体で1日に入荷・出荷それぞれで対応する数は、トラック約50台分。1台あたり2500箱ほど積み込めるトラックです。順次トラックが出入りするため、スピード勝負。ただ、焦って箱をぶつけてしまうと、商品として出荷できなくなってしまうこともあります。お菓子の中でもスナック菓子がメインのため、大きな衝撃を加えると中身がぼろぼろになってしまうこともあるからです。スピードを意識しながらも、商品を繊細に扱う必要があり、注意力が必要。1日の終わりには疲れを感じることもしばしばあります。
この仕事の向き&不向き
向いている人東証プライム・名証プレミア上場企業のグループ会社で、大手企業の商品を運ぶ仕事です。フォークリフトの操作に慣れれば難しくないため、同社で正社員デビューした社員も多くいます。「安定した会社に勤めたい」という方に向いています。
向いていない人作業はチームで進めるため、リーダーの指示を受けたり、仲間の作業を手伝ったりする場面も出てきます。「協力して物事を進めるのが苦手」「1人でマイペースに仕事がしたい」という方には向いていません。