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取材から受けた会社の印象
ベネッセグループの中で介護事業を手がける会社として、大きく成長を遂げているベネッセスタイルケア。入居型介護サービス施設だけで、350ヵ所以上を展開。従業員数は1万7000名を超え、介護業界トップクラスの規模を誇っています。同社が介護事業を開始したきっかけを作ったのは、ベネッセホールディングス最高顧問の福武總一郎氏。ご自身の祖母のために介護ヘルパーの紹介を依頼したところ、3人目でようやく理想のヘルパーに巡り会ったそうです。そのときの祖母の様子から、“最後まで自分らしく生きる意味を味わい、幸せになることの支援をしたい”との想いが生まれ、それが同社の介護事業の原点となりました。現在は、保育事業にも進出している同社。こちらも、大きな広がりを見せています。地域の方々の人生の幕開けから最終章までを、自分たちで支援していきたい。そんな同社の熱い気持ちを、感じることができました。
この仕事のやりがい&厳しさ
やりがい最初のうちは、話かけてもなかなか口を開いてもらえないようなご入居者様が、時間が経つにつれて徐々に心を開き、笑顔を見せてもらえるようになったとき。思わず、嬉しい気持ちになるそうです。そうして距離が縮まり、「いつもありがとうね」「助かるよ」といった言葉をかけていただけると、自分が誰かの役に立っていることを実感できます。
厳しさ接するのは高齢の方が中心。健康状態の変化には常に目を配らなければならず、細かい変化にも疑問を持つ意識が必要です。たとえば、同社の施設では摂取した水分量などを記録していますが、その記録もただの数字・結果として見るのではなく、「水分の摂取量が少ないから、そろそろ水をしっかりと飲んでもらう」などの対策が求められます。
この仕事の向き&不向き
向いている人資格取得を積極的に支援し、産休・育休の取得も会社として後押しするなど、社員を支える制度が非常に充実しています。介護業界でイチから経験を積んで、長く働いていきたいという方に向いています。
向いていない人日々、たくさんのご入居者様と接することになる仕事です。あたたかく対応することができないような方には、向いていません。また、質の高い仕事をするには知識の習得は欠かせませんので、勉強することが苦手という方も大変かもしれません。