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取材から受けた会社の印象
今回採用される方が担当するのは、同社のグループ企業の役員の方の送迎です。会食の送り迎えなどの際には、取引先の大手芸能事務所の代表や、話題のIT企業の役員などのVIPの方々を同乗させることも多いのだとか。しかし、同社は従業員6名というコンパクトな規模の企業。これだけ小規模な企業ながら、国内でも有数の大手企業のトップとの関わりがあるのはなぜなのでしょうか。率直にお尋ねしてみたところ、同社が所属するグループについてお話を聞かせていただくことができました。
同社が所属しているのは、飲食業や派遣業で連結30億円の売上を誇るグループ。同社はその一員として、経理代行などのグループ企業のバックオフィス業務を専門に担当しています。だからこそ、会社単体の規模によらず大きな仕事を任せられているのだそう。こうした環境であれば、将来にも不安を感じることなくスキルを磨いていけそうだと感じた取材となりました。
この仕事のやりがい&厳しさ
やりがいお客様は、道にも運転にも詳しい方が多いのだとか。ですが、ドライバーである以上、乗せる方以上の知識を持っているのがプロです。準備の段階で、高速に乗る可能性がある場合は渋滞情報を前もって調べるのだそう。そして高速に乗って欲しいというご要望があったときには、「◎◎で渋滞しているようですので、△△のICから乗りましょう」と提案するとのことです。こうした準備から、一歩先の提案をすることで、頼りにしていただけることはもちろん、「ありがとう」と感謝のお言葉をいただけたときは、一流のビジネスパーソンに頼りにしてもらえたという誇らしさを実感できるでしょう。
厳しさ自分が良かれと思って選択したルートが渋滞していたり、以前は選択したルートで合っていたのに、今回は特に急いでいたためにお客様の希望に沿わなかった…ということもあるのだとか。工事中などで道が混んでいたときや、選択肢が複数あるとき「どうすれば良いですか?」と一言相談することが必要です。実際に渋滞先にピックアップする方が待っていたり、目的地までの景色が見たいといったこともあるそう。気を遣いすぎて「少し混んでいるようですが、いかがしましょうか」と言えないと、トラブルになったり失敗に繋がってしまうかもしれません。
この仕事の向き&不向き
向いている人ときには、“急に道が混みはじめた…会食に遅れそう”など、予期せぬトラブルが起こることもあります。そういったとき、周囲からのアドバイスをしっかり受け止められる方や、次はどうすれば良いのかと考えられる方に向いているでしょう。また、トラブルが起こった際にはきちんと状況を報告できる方や、自分一人では、解決できないことに対して素直に“できません”と言える方は歓迎されます。
向いていない人乗せる方によって求めているものが違いますし、同じ方でも時間帯によって対応が変わります。「この目的地のときは、このルートで行きたい」という方でも、別日には「違うルートで!」ということもしばしば。そのため、状況に応じて的確な判断をするのが苦手な方や、人の気持ちに寄り添えない方には向いていないでしょう。