動画でCheck!
取材から受けた会社の印象
同社の親会社となる新井商店が創業したのは、なんと明治42年。東京・浅草で、米俵などの包装材として使われていた古藁の回収を行なったのが始まりなのだそうです。それから100年以上を経て、資源リサイクルは私たちが当たり前に参加するものとして生活の中に根づきつつあります。
その循環をつなぐ上でなくてはならないのが、同社のような再生処理を行なう企業です。取材やアンケートからは、社員のみなさんが社会に貢献できるやりがいを感じながら働いていらっしゃるのが伝わってきました。またメンバー同士が、良い同僚、あるいは信頼し合える上司・部下としてお互いを尊重しながら、向上心を持ちつつ明るく仕事に取り組まれているようです。定着率の高い同社の秘密を垣間見た気がしました。
この仕事のやりがい&厳しさ
やりがい仕事に慣れてきたら、回収の状況に応じて自分でルートを変えることができるのだそう。どのタイミングで荷台がいっぱいになりそうか、積み荷を営業所へ運ぶにはどの道を通ると1番効率が良いかなど、自分で自由に工夫することが可能です。基本的に、同じエリアで同じ種類の古紙を回収していくため、黙々と繰り返すことで作業のコツを掴むことができます。いつもより早く回収を終えたり、効率良く作業を進められたときは、やりがいはもちろんですが、自分自身の成長も実感するでしょう。
厳しさ回収する古紙の量は日によって違ってきます。ときには量が多く、1件の回収で時間がかかりすぎてしまったり、何度も営業所へ戻ったり、回収へ行かなければならないことも。効率良く回収するため、臨機応変な対応が必要です。またスムーズに回収していくには、道順を覚えたり、運転技術を向上させていかなくてはなりません。慣れるまでは大変だと感じてしまうこともあるでしょう。
この仕事の向き&不向き
向いている人ルートで古紙を回収していく仕事ですから、毎日決まった業務をコツコツと行なっていくことが大切です。真面目に業務を進められる方や1つのことを継続していける方に向いているでしょう。
向いていない人回収スケジュールは、事前にある程度決まっていますが、回収する量は一定ではありません。そのため、状況に応じて効率的に行動することが求められます。臨機応変に行動できない方や自己管理ができない方には向いていないでしょう。