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取材から受けた会社の印象
同社は出版社として、雑誌、書籍、ムック、コミックス、ニューメディア商品など多彩なジャンルを展開してきました。
トレンドに合わせて、料理本や占い本、エッセイ、ペットや自転車の専門誌、自己啓発本、人気海外図書の翻訳本などを手がけています。韓国アイドルが紹介した図書の邦訳本など、SNSでの話題もおさえているのだとか。
同社の定期刊行の雑誌は、犬・猫、自転車、プロレスなどの人気ジャンル。従業員80名という規模感だからこそ、マニア受けするジャンルを扱うことができると言います。
最近では紙媒体だけでなく電子書籍も手がけており、SNSや広告といった新たなコンテンツビジネスにも着手している同社。1967年の設立から柔軟に対応してきた同社なら、今後も発展していけそうですね。
この仕事のやりがい&厳しさ
やりがい今回の業務を担っているのは、現在2名。お二人に話を聞いたところ、「やはり紙や原価管理を通して、書籍化に貢献できるのが面白い」とおっしゃっていました。実際、今回の部署に限らず、社員の皆さんは本が大好き。ゼロから企画を立ち上げる編集に比べて、進行管理は裏方だから…と話しながらも、「自分の意見で本の質感が決まったり、本がカタチになっていく達成感は格別」とのこと。まさに本をカタチにするという点で欠かせない人材というやりがいが、何十年もこの仕事を続けていけるモチベーションになっているそうです。
厳しさ進捗管理や校正など、細かな確認作業やデスクワークが多い仕事です。特に校正は文章というよりも、適切なルールに則って書籍が作られているかをチェックしていきます。機械化することができず一つひとつ丁寧にチェックをしていくなど、集中力と根気はもちろん、失敗できない根気が問われます。
この仕事の向き&不向き
向いている人適切な紙の選定からスケジュール管理まで、書籍化に向けて地道に確認作業を進めていくため、根気強く業務に取り組める方。本が好きで紙書籍のコダワリをカタチにすることに興味を持てる方に向いています。
向いていない人紙の種類やページ数を踏まえて原価計算を行ない、適切な価格や発行部数を決めていく仕事です。計算など数字と向き合う仕事が多いため、数字や計算に苦手意識を持つ方には不向きです。