1. エン転職TOP
  2. 転職 公務員、団体職員、その他
  3. 転職 公務員
  4. 転職 地方公務員
  5. 和歌山県の転職・求人情報
  6. 生物多様性保全アドバイザー(県が所有する森林の調査・助言を担当)◆副業可/リモート勤務可の転職・求人情報

「和歌山県/生物多様性保全アドバイザー(県が所有する森林の調査・助言を担当)◆副業可/リモート勤務可」の転職・求人・仕事情報。日本最大級の【エンジャパン】の転職サイトには、地方公務員の転職・求人情報が満載です!

生物多様性保全アドバイザー(県が所有する森林の調査・助言を担当)◆副業可/リモート勤務可
和歌山県
プロ取材
和歌山県庁にいらっしゃる自然環境課のみなさまにお話を伺いました。自然共生サイトを通じて自然・企業の双方にメリットがある仕組みを整えようとしている同課。その取り組みについて詳しくお伺いしました。
エン転職 取材担当者
神津
取材担当者-神津
和歌山県
掲載期間24/04/2524/05/22

生物多様性保全アドバイザー(県が所有する森林の調査・助言を担当)◆副業可/リモート勤務可

その他学歴不問面接1回のみ転勤なし
生物多様性保全アドバイザー(県が所有する森林の調査・助言を担当)◆副業可/リモート勤務可イメージ1
全国でも自然が多い和歌山県。その自然を守るための第一歩として、貢献性の高さを実感できる仕事です。
木(紀)の国、和歌山が自然を失わないために。
和歌山県の森林面積は、県の面積の4分の3以上。古来呼ばれていた「紀の国」は、「木の国」が転じたと言われるほど、和歌山県には豊かな自然が広がっています。その緑を未来へとつなげるため、あなたの知見が求められているのです。

和歌山県の自然は、開発や荒廃、特定外来生物の危機に晒されています。自然を保全するためには、その事実を周知して保全することが大切。そこであなたに、県所有の山や森林の生態系を調査して『自然共生サイト』に登録申請をしてほしいと考えています。

ただ調査に出向くだけではありません。調査方法や日数、施策立案への助言まで担当。どうすれば和歌山県の自然が守られるか。ぜひ意見を聞かせてください。

助言内容はノウハウとして和歌山県庁に蓄積。将来的には土地を所有・管理している企業が自主的に『自然共生サイト』へ申請できます。そうして、2030年度までに県土の30%の陸域海域を保全区域に。和歌山県全体の自然を守ることにつながります。

世界的に自然が消失している今。世界的な課題のためにも、力を貸してください。

募集要項

仕事内容
生物多様性保全アドバイザー(県が所有する森林の調査・助言を担当)◆副業可/リモート勤務可
令和5年度、『第2次生物多様性和歌山戦略』を策定した和歌山県。2030年度までに、県土の30%の陸域海域を保全区域とする目標を掲げています。あなたには、保護すべき自然を可視化するため和歌山県が所有している土地の調査、『自然共生サイト』の登録申請をお任せします。

~自然共生サイトとは?~
「生物多様性の保全が図られている区域」を国が認定する取り組み。「OECM(生物多様性の効果的かつ長期的な保全に貢献している地域)」として国際データベースに登録されることで、認知度が向上します。

【具体的な仕事内容】
■生物多様性保全に関する施策立案への助言
■OECM認定に向けた生物多様性モニタリング調査への同行、採取動植物の同定など
■OECM申請に必要なモニタリング手法のマニュアル化への助言
※県有地をモニタリングした結果を踏まえて、手法をマニュアル化していただきます。

【仕事のポイント】
★多角的なアドバイスをお任せします。
入庁後は、まず和歌山県の南部にある山林を調査。300ヘクタールほどある土地を調査する工程の決定や、宿泊する日数など、調査に関する意見をいただければと思います。生物・植物に関する知識だけでなく、調査に関する知見を活かすことができます。

★調査結果を活用いただけます。
調査で得た結果はご自身の研究に活かしていただいてOK。和歌山県公認で県が所有している自然の調査をすることができます。

★自然を守ることにつながる仕事です。
自然共生サイトに登録されると、「自然を守ることで低金利融資などの恩恵が受けられる」として一般企業に認知。その土地を保護する企業が見つかるので、結果的に自然を守ることにつながると言える仕事です。

※公務上必要な事務処理はパートナー職員が担当・協力。自身の業務に集中できます。
応募資格
学歴不問

<以下いずれにも当てはまる方を募集します>
■動植物や生態系に関する知見をお持ちの方(動植物の同定が可能な方)
■環境アセスやモニタリング調査などの経験がある方

◎公務員の経験は問いません!自分が当てはまるか不安な方もぜひご応募ください。
◎社会人経験10年以上の方も歓迎します!

<こんな方は歓迎します!>
□自然を守る仕事に興味がある方
□施策の立案などに伴う、柔軟な発想力を有する方
□動植物に詳しく、現地調査などフィールドワークが好きな方
募集背景 <和歌山県の自然を保全するため、専門家を募集します>
令和5年度、第2次生物多様性和歌山戦略を策定した和歌山県。2030年度までに県土の30%の陸域海域を保全区域とする目標を掲げています。現在の16.9%を引き上げていくために必要なのが、自然が保全されている土地を見える化する『自然共生サイト』の認定。そこで、現地調査や動植物の同定・分析、モニタリングを行なう専門家を募集することになりました。
雇用形態
その他

特別職非常勤職員
※任用期間は令和6年7月1日から令和7年3月31日まで。延長の可能性があります。
勤務地・交通
和歌山県庁/和歌山県和歌山市小松原通1-1

※リモートワーク可
※転勤はありません。
交通
▼和歌山駅からお越しの場合
JR線「和歌山駅」よりバスで15分
※西口(1)(2)番乗り場から、和歌山バス「県庁前」「和歌浦口」「医大病院」行きなどに乗車。「県庁前」で下車し、西に徒歩すぐです。

▼和歌山市駅からお越しの場合
南海本線「和歌山市駅」よりバスで10分
※(2)番乗り場から、和歌山バス「医大病院」「マリーナシティ」行きなどに乗車。「県庁前」で下車し、西に徒歩すぐです。
勤務時間 9:00~17:45(実働7時間45分)
給与 月給10万2900円(週1回勤務)
休日休暇 ■週1回の勤務を想定しています。
※現地調査など、宿泊を伴う場合は月の出勤日数内で調整を行ないます。
※現地調査において、1泊or2泊3日の勤務、夜間超過勤務の可能性があります。

<和歌山県庁内の休日休暇>
■土・日・祝日
■年次有給休暇
■夏季休暇
■年末年始 など
福利厚生・待遇 ■通勤交通費別途支給
■オフィス内禁煙
■副業・兼業可能
■リモートワーク可
※現地調査などによって持ち帰った結果の整理など、出勤の必要性が認められない場合
■公務災害補償適用あり
入庁後の流れ ◎同じ部局の職員と現地調査に向かいます。
入庁後は、和歌山県内にある山や森林の状況や、県の取り組みをお伝えします。その後、和歌山県の南部にある山林で現地調査を実施。同じ部局の職員が同行するので、現地調査の方法やスケジュールの組み立て方を助言いただければと思います。

◎専門性が高い業務に集中できる環境です。
公務上必要な事務処理は、パートナー職員が代行・協力。『自然共生サイト』候補地の現地調査、『自然共生サイト』への申請書作成、モニタリングに必要なマニュアルの作成など、自身の専門性が活かせる業務に集中できます。
これまで実施したプロジェクト(一例) ■第2次生物多様性和歌山戦略の策定
■小学生を対象とした「田んぼの生き物調査」
■土地改良事業の着手前に行なわれる生き物調査
■次世代の生物多様性の保全を担う人材育成
■和歌山県RDBの改定
■特定外来生物(クビアカツヤカミキリ、ハヤトゲフシアリなど)の駆除活動
転職・求人情報イメージ1
調査予定地の御留林・古座川。調査は職員と一緒に行ないます。結果はご自身の研究に使っていただいても構いません!
転職・求人情報イメージ2
自然環境課 課長の松尾です。和歌山県にはクマノザクラなど貴重な種も存在しています。そんな和歌山の自然を一緒に守っていきませんか。

プロフェッショナル取材者のレビュー

動画でCheck!
取材から受けた会社の印象

自然共生サイトは、「民間の取り組みなどによって生物多様性の保全が図られている区域」を国が認定する仕組み。登録されることで、「保護すべき自然」として認知度を高めることができます。この話を聞いて、そんな仕組みがあることを初めて知った取材者。同時に、自然の保全を見える化することで何に繋がるのか気になり、詳しくお伺いしました。

すると、「民間企業が自然保全をしやすくなる」との回答が。世界的に自然保全の取り組みが加速している今、自然を守る企業は持続的な資源の確保ができるのはもちろん、世間からのイメージアップにつながると言います。また、自然保全に取り組むことで、低金利融資を受けられるのだとか。結果、企業は自然保全に取り組みやすくなり、和歌山県の自然が失われることを防げると言います。

和歌山県の森林面積は、県の面積の4分の3以上。「木の国」とまで言われる和歌山県を守ることができる仕事だと感じました。

この仕事のやりがい&厳しさ
やりがい■和歌山県の自然を守ることにつながります。
和歌山県の森林面積は、県の面積の4分の3以上。自然が多くの面積を占めています。一方で森林の中にどのような生態系があるのか把握できていないために、「守るべき自然」として国から認定を受けることができていないと言います。アドバイザーが現地調査を進めていくことで、はじめて自然共生サイトに認定されます。自分の仕事が和歌山県の自然を守ることにつながっているという実感が得られるでしょう。

■調査結果から、さまざまな施策が立ち上がります。
和歌山県が所有している森林の生態系を調査することで、次の課題が見つかることもあるのだとか。たとえば、ハヤトゲフシアリという特定外来生物が侵入していると発覚することも。直営で駆除活動を計画することで、生息範囲や生息数が大幅に縮小した例もあると言います。他にも、こどもたちを対象に生物多様性の保全を担う次世代の人材育成を行なったり、県立自然公園の保全活動を直営で行なったり。調査結果から課題を見つけることで、自然保護の活動を活発化させられる影響力の大きい仕事と言えます。
厳しさ■専門用語を分かりやすく伝える難しさがあります。
配属先となる自然環境課に在籍している職員の方々は、生物・植物の専門家ではありません。調査の仕方などをアドバイスする時に、専門用語を使って伝えてしまうと理解されない可能性が高いのだとか。専門知識がない人にも伝わるように噛み砕いて説明していく難しさを感じることもあるかもしれません。
この仕事の向き&不向き
向いている人■自然保全に興味をお持ちの方
土地の調査や『自然共生サイト』への登録を通じて、和歌山県の自然を守ることにつながる仕事です。「自然保全に興味をお持ちの方」であればやりがいを持って働けるでしょう。

■柔軟な発想力を有する方
一緒に働く職員の方々は自然への知識が豊富な方ばかりではありません。時には専門用語を分かりやすく噛み砕いて伝えていく必要があります。「柔軟な発想力を有する方」にピッタリです。
向いていない人■フィールドワークが苦手な方
『自然共生サイト』への登録を申請するためのデスクワークだけでなく、現地に調査をするために足を運ぶことも多い仕事です。「フィールドワークが苦手な方」には向いていません。

会社概要和歌山県

設立 1871年
代表者 知事 岸本 周平
資本金 地方公共団体のため、資本金はありません。
従業員数 3731名(2023年4月時点)
事業内容 観光、県産品、移住・定住・ワーケーション、健康・医療・福祉、結婚・出産・子育て、教育・文化・国際、生活・環境、産業・仕事、県土整備・まちづくり、防災など、幅広い分野で事業を行なっています。
事業所 和歌山県庁/和歌山県和歌山市小松原通1-1
令和6年度重点施策について 性別を問わず、こどもから高齢者などすべての人が希望をもって生き生きと暮らせるウェルビーイングな和歌山県の実現を図っていく。

1.共働き・共育て・こどもまんなか社会の推進
・こどもにやさしい社会づくり

2.成長産業の創出
・成長産業の立地条件整備・人材確保
・再生可能エネルギーの導入促進

3.農林水産業、観光産業をはじめとする地域産業の強化
・一次産業の活性化
・外国人労働者の受入促進

4.人口減少下におけるまちづくり
・DX推進
・地域で活動する団体の連携・協働促進

5.安全・安心に暮らせる社会づくり
・防災・減災対策の推進
・医療・福祉の充実
企業ホームページ https://www.pref.wakayama.lg.jp/
採用ホームページ 「副業」の力で、進化する和歌山。 和歌山県、海外ビジネス・教育DXなど4職種で副業…
https://en-gage.net/pref_jobs3

応募・選考について

入社までの流れ
STEP1
Web履歴書による書類選考
STEP2
オンライン面接1回(配属課等の職員が担当します)
STEP3
内定!
<選考スケジュールについて>
オンライン面接は6月中旬までに実施します。合格通知後、7月1日にご入職いただく予定です。詳細はご応募後に追ってご連絡いたします。ご不安な点などがあればご相談ください。

<Web履歴書の記載について>
「第2次和歌山生物多様性戦略について」「これまでに行なってきた生物研究者としての成果」に注目します。ぜひWeb履歴書でも詳細に記載をお願いします。また、現地調査において登山経験などがあれば活躍できます。運動能力に関する趣味などがあれば、ぜひアピールしてください。

※書類選考を通過された方は、面接前に「履歴書用写真」等をご提出いただきます。詳細は合格者の方に別途お伝えします。
応募受付方法 まずは『エン転職』の当ページからエントリーしてください。追ってこちらからご連絡します。
面接地 オンライン面接を行ないます。
連絡先 和歌山県庁/和歌山県和歌山市小松原通1-1
担当自然環境課 串田
TEL073-441-2779
個人名の表記について
企業に1週間だけあなたのパーソナルシートが公開されます。企業から、応募のお願いや、レジュメ入力リクエストが届く可能性があります。
エン転職は、世界一 信頼性の高い求人情報を目指しています。
エン転職は、求人企業が発信する情報にエン転職取材担当、神津の取材によるコメントを加え、さらに元社員や現社員からのクチコミ情報など多角的な情報を収集し、より信頼性の高い求人情報を提供しています。
もし、求人情報の掲載内容と事実に相違があった場合はエン転職事務局までご連絡下さい。調査の上、対応いたします。入社後に判明した相違点についても、情報をお寄せください。