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取材から受けた会社の印象
取材では技術職として働いている職員の方、数名にお話を伺いました。なかでも印象的だったのが、北部流域下水道事務所にいらっしゃる田中さんのエピソードです。田中さんの仕事は老朽化した下水道設備の更新計画、設計、施工管理まで実施し、府民の生活の安全を守ることです。また、下水設備は24時間365日稼働しているため下水処理だけではなく、河川放流の影響による浸水を防ぐなどの仕事も担っており、府民の安心・安全を守る重要な役割を果たしています。その分責任は重大ですが、民間企業では味わうことのできないスケールの大きな仕事に関われることは非常にやりがいがあるとのことです。この話を聞いて感じたのは、“府民の生活を守る”という使命感です。「責任は大きいですが、その分、やりがいも大きいんです」という田中さんの言葉も納得できるお話でした。
この仕事のやりがい&厳しさ
やりがい大阪府という大都市の基盤を支える仕事ですから、地域や人々のために貢献するやりがいがあるのは言うまでもありません。大スケールのプロジェクトに携われるチャンスもあり、ときには何百億円規模の予算が組まれている道路計画などに関わることも。また、府営住宅や府立学校など大勢の方が利用する施設を手がけることもあります。
厳しさ限られた予算の中でよりよい結果を出せるよう、常に「ほかにいい方法はないか」と自問しながら業務に取り組む必要があります。また、府民の皆様のご要望やご意見を反映させながら、事業を進めていくには入念な調整をしなければならないという大変さもあります。
この仕事の向き&不向き
向いている人改善意識を持って働ける方、知識習得に意欲的な方に向いています。事業を進めていく中で、「この方法を取り入れてみては?」「こうしたら上手くいくのでは?」と自発的に考えられる方は活躍できる可能性が高いでしょう。また、業務には技術や法律など様々な知識が必要です。向上心を持って勉強に取り組める方にもぴったりの仕事だと思います。
向いていない人どの職種でも、多くの関係者と仕事を進めることになります。周囲との連携を大切にすることが求められる仕事です。また、工事ひとつをとっても内容は様々。不明点があれば自分から聞きに行くなどの行動が必要となるため、積極的な姿勢で仕事に臨むことが求められます。