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取材から受けた会社の印象
荷受け会社として80年以上、東京都中央卸売市場の淀橋市場を運営してきた東京新宿ベジフル株式会社の関連会社である同社。野菜や果物などの販売を手がける同社では、青森から沖縄まで50社以上のスーパーと幅広く取引しています。スーパーからの評価は高く、業績も好調で、ここ5~6年で会社の規模も2倍以上に大きくなっているそうです。
業績好調の背景のひとつには景況に左右されない事業であることと、八百屋さんの減少があります。昔は商店街などで見かけた八百屋さんも、時代と共に少しずつ閉店。その分スーパーで担う量や種類が拡大しています。だからこそ、同社の取引増加・売上増加につながっているのです。既に新しい依頼も来ているそうですが、人手不足や荷さばき場所の不足によりお断りしているとのこと。ムリして依頼を引き受けない同社なら、新たに入社される方も安心して働けるのではないでしょうか。
この仕事のやりがい&厳しさ
やりがい自ら「いい!」と思った商品を購入いただき、それがお店で好評だった話や、すぐに売れた話を聞くと、嬉しくなります。また、「どこの産地がいい?」「面白い青果ないの?」といった要望に応えて反応がいいと、人の役に立てたと感じます。さらに余った青果をどう売るか考えて、売り切ったときも気持ちがいいそうです。
厳しさあらゆる方法で提案しても思うように売れないこともあります。たとえば安さよりも質の高さを好まれるお客様が多い地域のお店だと、規格外商品の売り込みが難しいこともあります。自分でこれがいいと思った提案が思うようにマッチしなかったり、売れ残り商品がなかなかさばけなかったりすることもありますが、あの手この手で何とかして残さないようしなければならない厳しさがあります。
この仕事の向き&不向き
向いている人毎日お昼過ぎには仕事が終了します。「夕方以降の時間を有効に使いたい方」に向いています。また、新しく入った青果の味見をして、売る際に伝えるなど、随所に野菜や果物を食べては知識として身につけることが大切です。「野菜や果物を食べることが好きな方」にピッタリです。
向いていない人市場は常に活気のある雰囲気です。皆が元気に挨拶を交わしているので、「明るい対応が苦手な方」や「人と接するのが苦手な方」には不向きです。