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取材から受けた会社の印象
世界的な気候変動、エネルギーや資源、感染症や食糧の問題…現代には、さまざまな社会問題が立ちはだかっています。そうした困難に「科学技術」で挑んでいるのが、文部科学省所管の国立研究開発法人であるJSTです。
研究開発戦略の立案、研究開発の推進や実用化の支援、情報インフラの構築、次世代の人材育成などあらゆる角度から、科学技術の発展に貢献しています。
過去には世界的な評価を獲得した実績もあるとのこと。2012年にノーベル生理学・医学賞を受賞した山中教授の「iPS細胞研究」や、2014年にノーベル物理学賞を受賞した赤崎・天野・中村教授による「青色LED研究」にも、JSTの事業が関わっているそうです。
JSTでは、各種事業を通じて「SDGs(持続可能な開発目標)」の達成にも主体的に貢献していきたいとのこと。社会貢献度の高さを感じながら働けそうです。
この仕事のやりがい&厳しさ
やりがい■科学の発展に関わる人を、1人でも多く支えていく手ごたえ
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活躍中の研究者を支える仕事はあっても、“これから” の人材を支援できる仕事はなかなかありません。同機構では科学者たちが科学の世界に足を踏み入れる “最初の一歩” や、研究の世界に踏みとどまるタイミングを支える機会が多いからこそ、未来の科学の発展に携わる人を支えている実感を得られると伺いました。
特に近年はSDGsなどの観点からも「持続可能性」が話題になることが多いですが、科学技術の世界でも「技術」だけでなく「人」に目を向けることが重要なのだとか。研究者の予算の少なさや優れた研究者の離脱などが社会課題になっているからこそ、国や世界の未来を考えられている実感があるそう。他にも、中高生の女子生徒に限定した支援プログラムをつくるなど、直接的・間接的に課題にアプローチできるとのことです。
将来的には、自身が組織内でジョブローテーションをしている中で、かつて支援した “次世代の研究者候補” の名前を、優れた研究者として再び聞くこともあるかもしれません。自身の仕事が研究者たちの未来をつくっている実感を得られた時には、大きなやりがいを感じられるでしょう。
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活躍中の研究者を支える仕事はあっても、“これから” の人材を支援できる仕事はなかなかありません。同機構では科学者たちが科学の世界に足を踏み入れる “最初の一歩” や、研究の世界に踏みとどまるタイミングを支える機会が多いからこそ、未来の科学の発展に携わる人を支えている実感を得られると伺いました。
特に近年はSDGsなどの観点からも「持続可能性」が話題になることが多いですが、科学技術の世界でも「技術」だけでなく「人」に目を向けることが重要なのだとか。研究者の予算の少なさや優れた研究者の離脱などが社会課題になっているからこそ、国や世界の未来を考えられている実感があるそう。他にも、中高生の女子生徒に限定した支援プログラムをつくるなど、直接的・間接的に課題にアプローチできるとのことです。
将来的には、自身が組織内でジョブローテーションをしている中で、かつて支援した “次世代の研究者候補” の名前を、優れた研究者として再び聞くこともあるかもしれません。自身の仕事が研究者たちの未来をつくっている実感を得られた時には、大きなやりがいを感じられるでしょう。
厳しさ■様々な立場の人とコミュニケーションを取る難しさ
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小中高などの学校関係者や、実際に研究を行なう研究者、協賛いただく企業、支援対象の研究者を選定する有識者…など、多岐にわたる人々とコミュニケーションを取りながら進める仕事です。そのため、相手に応じて求められる連携の形が異なる点や、思うように会話を進めにくい場面がある点に苦戦する可能性があると伺いました。
また、「未来の人材育成」という長期的な観点からの支援では自分の仕事がすぐに成果として表れるわけではないそうです。「結果」をモチベーションとする方にとっては、ギャップになるかもしれません。
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小中高などの学校関係者や、実際に研究を行なう研究者、協賛いただく企業、支援対象の研究者を選定する有識者…など、多岐にわたる人々とコミュニケーションを取りながら進める仕事です。そのため、相手に応じて求められる連携の形が異なる点や、思うように会話を進めにくい場面がある点に苦戦する可能性があると伺いました。
また、「未来の人材育成」という長期的な観点からの支援では自分の仕事がすぐに成果として表れるわけではないそうです。「結果」をモチベーションとする方にとっては、ギャップになるかもしれません。
この仕事の向き&不向き
向いている人◎周囲との協調性を発揮できる方
規模の大きい全国規模の大会やセミナーなどを行なったり、全国の学生を支援したりと、様々な人と関わりながら仕事を進める事になります。「チームで協力するスタイルの働き方が得意」「多様な価値観の人を受け入れることができる」という方であれば、活躍できるでしょう。
規模の大きい全国規模の大会やセミナーなどを行なったり、全国の学生を支援したりと、様々な人と関わりながら仕事を進める事になります。「チームで協力するスタイルの働き方が得意」「多様な価値観の人を受け入れることができる」という方であれば、活躍できるでしょう。
向いていない人△早期に成果を出したい方
年間の予算や計画などに応じて時間をかけて準備を進める仕事です。また、支援した結果もすぐに出るわけではなく、10年後、20年後の科学の世界のことを考えながら働く必要があります。そのため、目の前の成果に喜びを感じるタイプの方には向いていないと言えるでしょう。
年間の予算や計画などに応じて時間をかけて準備を進める仕事です。また、支援した結果もすぐに出るわけではなく、10年後、20年後の科学の世界のことを考えながら働く必要があります。そのため、目の前の成果に喜びを感じるタイプの方には向いていないと言えるでしょう。