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取材から受けた会社の印象
「あの時は、さすがに死ぬかと思いましたね~」と、あっけらかんと語るのは、代表の染谷さん。同社の設立経緯を伺ったはずが、口から飛び出できたのは、2時間のバラエティ番組が作れるような、強烈なエピソードの数々でした。ADとしてテレビ局を中心としたエンタメ業界で順調にキャリアを築いていた染谷さんは、独立を思案。"自分が独立に見合う人間なのか"試すべく、1人でモンゴルに旅立ちます。ところが、遊牧民とコンタクトを取ろうと放浪した大平原で、あえなく遭難。-50℃の大寒波の中で意識を失いますが、偶然通りかかったジープに発見され、一命を取り留めたそうです。奇跡的な生還を果たしました。そのような今までの経験を活かして設立したのが、SOME。命がけの体験で磨き上げた人間力とAD時代の人脈で、TBSなど大手放送局と取引を行なっています。型破りな代表と、磐石の安定性を併せ持つ同社。魅力たっぷりの企業だと感じました。
この仕事のやりがい&厳しさ
やりがい番組制作はもちろん、海外収録、WEB広告、イベントプロモーション、芸能人キャスティングなど、幅広い活躍のステージがある同社。現状、これらの実績はすべて代表・染谷さんや同社ディレクターの皆さんのものですが、これからどんどん実績を作っていきたいそうです。AD業務を突き詰め、染谷さんからノウハウを受け継ぎ、活躍のステージを広げていくフェーズは面白く、自身の市場価値も高めていけるでしょう。
厳しさ現場には、テレビ局の人・制作会社の人・タレント事務所の人・スポンサーなど、さまざまな所属・職種の方が出入りしています。未経験からADを始める方は、その力関係を理解するのに苦労するでしょう。また、お任せするのはアシスタントとしての業務なので、自分主導で仕事のスケジュールを組むことができず、先の予定が立てにくいです。時には「眠れない」「帰れない」といったことも起こり得ます。
この仕事の向き&不向き
向いている人アイデアを出すことが好きな人はもちろん、臨機応変な対応ができる人にも向いています。突然お願いされたことや急なトラブルがあっても、フットワーク軽く対応できる方であれば活躍できるでしょう。
向いていない人「テレビが好き」という気持ちだけでは乗り切れない環境です。仕事を通して成長したいという意欲がない方には向きません。