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取材から受けた会社の印象
職員の方々の早期昇格や昇給を叶えている同社。収入だけでなく「残業」「休日休暇数」なども、業界より高めの水準を維持できている理由に迫りました。
最大の理由は、前向きな事業展開をしているから。同社は設立5年で21ヶ所の施設を展開し、今後も年5ヶ所ペースで開設予定。加えて、フランチャイズ展開・自社開発のシステム販売など、様々なチャレンジをしながら収益を伸ばしていると伺いました。
そのため、社内の重要ポジションがどんどん増えていき、所長へのキャリアアップもしやすい状況。また、事業拡大に伴って人材の採用も積極的に行なえるため、「人手不足で残業が増える」という事態を防げているとのことでした。
また、代表の業界歴が長く、「収入・待遇が理由でやむを得ず業界を離れてしまう」という仲間を数多く見てきたことも、こうした待遇を実現させる原動力になっているのだそう。同社の待遇を裏付ける事実や想いに触れられた取材でした。
この仕事のやりがい&厳しさ
やりがい子どもたちの成長を実感できる瞬間が毎日のようにあるそうです。例えば、最初はなかなか感情を表に出せなかった子。療育を通して気持ちの伝え方を学び、「もっと遊びたいから帰りたくない」と自分の意見を言えるようになることも。また、人との物理的な距離が近い子には、パーソナルスペースについて説明し、腕1本分離れようと約束。最初は毎日のように「先生との約束覚えてる?」と促していましたが、2日に1回、3日に1回と、注意する回数が段々と減っていきました。今では、適切な距離を保ちつつ、人とコミュニケーションがとれるように。自身の指導を通して子どもたちが変わっていく様子を見られるため、やりがいは大きなものとなるでしょう。
厳しさ子どもたち1人ひとりの個性を見極めて、対応を変えていく必要があります。同じ対応をしたからといって、全員から同じような反応が得られるわけではありません。昨日はできたことが、今日はできなくなってしまうことも往々にしてあります。その度に、どのようにコミュニケーションを取るべきか、周囲のスタッフに相談して仮説を立てたり、自身で原因を探ったりして、対応しなければなりません。また、今後も再現性を持って取り組んでいけるよう、論理的な思考が欠かせません。「なんとなく…」では務まらないので、その点は覚悟が必要です。
この仕事の向き&不向き
向いている人子どもたち1人ひとりの個性にあわせた対応が求められます。決して正解があるわけではないので、創意工夫できる方、PDCAをまわして取り組んでいける方に向いているでしょう。また、今の職場よりも身体的な負担が少ない環境で、長く働き続けたい方にも向いています。
向いていない人チームで子どもたちの成長を見守っていきます。そのため、自分の考え方に固執してしまう方には向きません。また、子どもたちの模範となるような言動を意識できない方にも向かないでしょう。