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取材から受けた会社の印象
長野で『鍋林グループ』と言えば有名です。創業から130年という歴史が、このグループが持つ安定感を証明しています。同社は、その数あるグループ会社の一つで、57周年を迎えました。創業当初から動物向けの医薬品などを取り扱ってきました。当然ながら“動物好き”の方にとってはとても魅力ある仕事だと思います。ですがちょっとびっくりしたのは、今回取材した神澤さんは、実はこの仕事をするまで「動物は少し苦手」だったそうです。ですが獣医さんとやり取りする中で、少しずつ動物たちのことを好きになっていったとか。神澤さんを始め働く社員の皆さんは、犬ではなく「ワンちゃん」と呼んでいて、動物に対する優しさや親しさが伝わってきました。日々ペットの命を守る、やりがいのある仕事だと思います。
この仕事のやりがい&厳しさ
やりがい今やペットは家族の一員として大切な存在となっています。畜産農家にとっても同様に大切な存在です。そんな“大切な動物の命を守るため”の商品を扱っていることに、やりがいを感じると言います。「この薬が海外で成功している事例があるそうです」とアドバイスしたり、「他の方はこの薬を使ったら効果があったらしいですよ」と情報共有したりすることもあるとか。こうしたお客様との密接な関係性が、これまで多くの命を救ってきたそうです。
厳しさ獣医さんとは対等に話さないといけないものの、曖昧なことは発言できません。自分の聞いた知識が間違っていた時に、先生から指摘を受けることもあります。また、納品した商品が発注したものと違うといったことが発生すれば当然クレームになります。今後の取引にも関わるため、常に正確かつ迅速な対応が求められます。
畜産農家ではそもそも薬や獣医学に詳しくなく、これまでの経験則でしか判断しない方もいます。そうした方に、新しい薬などについてわかりやすく説明しなければこちらの話に聞く耳さえ持ってもらえません。また、訪問する先が畜舎です。家畜特有のニオイもあり、慣れるまではそのニオイに「うっ!」となることもあるでしょう。作業着や長靴を履いて訪問しますが、ときには汚れることもあるようです。
畜産農家ではそもそも薬や獣医学に詳しくなく、これまでの経験則でしか判断しない方もいます。そうした方に、新しい薬などについてわかりやすく説明しなければこちらの話に聞く耳さえ持ってもらえません。また、訪問する先が畜舎です。家畜特有のニオイもあり、慣れるまではそのニオイに「うっ!」となることもあるでしょう。作業着や長靴を履いて訪問しますが、ときには汚れることもあるようです。
この仕事の向き&不向き
向いている人実際の治療を担当しないとは言え、動物には愛着を持って対応することが必要です。ですので「動物好き」の方にとってはぴったりの仕事と言えるでしょう。また、お客様である先生や畜産農家の方と気軽に話す関係性を築ける方にも向いています。
向いていない人獣医の先生や畜産農家だけでなく、動物看護師さんや医薬品メーカーの担当者など、幅広く人と関わる仕事です。そのため、「人と話すのが苦手」「人への配慮に欠ける」といった方には向いていません。