取材から受けた会社の印象
東京都から「税」に関する業務を委託されている同協会。求人内容から「簡単な事務の仕事」というイメージをもたれた方も多いのではないでしょうか。しかし実際は、納税者とのやり取りに緊張感を持って臨む仕事なのだそうです。税の申告はお金に関わるデリケートなもの。そのため、納税者を目の前にして、車の年式や新車時の価格などを加味して税金の金額を計算する…、といったことを、納税者のご不便にならないよう、正確に、かつスピーディーに対応する必要があります。ただ窓口で受付をするだけの業務だとイメージしていると、学ぶことの多さに戸惑うかもしれません。
とはいえ先輩の皆さんも、ほとんどが未経験から業務を始められているそうなので、必要以上に不安がることはないでしょう。イチから教育していく体制が整っていますので、学ぶ意欲がある方であればきっと活躍できると思います。
この仕事のやりがい&厳しさ
やりがい専門知識が多いだけに、はじめのうちは苦労すると思いますが、その分自身の成長も感じやすいでしょう。たとえば電話で納税者の方に必要な書類について伝えるときも、噛み砕いて説明することで「わかりやすくて助かりました」と言われたり、それまでは10分かかっていた作業を5分で済ませられるようになったりすると、もっと頑張ろう!とモチベーションが上がるのだそうです。
厳しさお金に関わる業務ですから、失敗は許されないというプレッシャーがあります。書類のチェックは複数名で行なうそうですが、それでも見落としがあった場合には、納税者の方に再度ご来所いただくようお願いしなければなりません。そのときは申し訳ない気持ちでいっぱいになるでしょう。また、忙しい時間帯や繁忙期には、窓口の前にずらっと行列が出来ることも。そんなときは、早く対応しなければ!と焦ってしまうかもしれません。
この仕事の向き&不向き
向いている人1日の実働時間は6時間で、年間休日も125日と多く、働きやすい環境が整っています。自分の生活を優先しながら働きたい方にピッタリです。また、業務を通して税についての専門的な知識が身につきます。「自ら勉強していくのが好き」という方は活躍できるでしょう。
向いていない人窓口では、様々な納税者の方と対話することになります。事務作業のみ希望されている方には向いていません。