取材から受けた会社の印象
実は歯科医療機器分野は、これまで「アフターサポートが強化されていない」という風潮があったのだとか。大手精密機器メーカー出身の代表・畑江さんや、初期から同社を支えるメンバーの一人である医療機器メーカー出身の技術部長・吉田さんは、「この風潮を変えるため、技術面を強化していかなければ」と考えたそう。それが、同社の技術部誕生の背景なのだといいます。
近年のデジタル機器への注目度の高まりに加え、業界に先駆けてアフターサポート技術を強化してきた同社の売上は年々増加。将来的には歯科医院や技工所の一連の業務をサポートできるよう、取扱機器の拡充を進めているそうです。
海外のデジタル機器などをいち早く持ち込み、アフターサポートの重要性を業界に投じたリーディングカンパニーである同社。業界を率いる立場でありながら、さらなる成長を目指す環境の中で、会社とともに成長していけるやりがいが得られるのではと感じました。
この仕事のやりがい&厳しさ
やりがい現在活躍中のエンジニアにはさまざまなタイプの方がいらっしゃるのだとか。たとえば、ハードウェアの状態を見ただけで修理箇所を瞬時に判断できる方、今起きている現象から論理的に解決法を推測できる方、どんな細かいねじも回せる手先の器用な方、かみ砕いた説明が上手な方…それぞれの“得意”がお互いをサポートし合い、会社全体のクオリティを上げているのだそうです。一人では解決できないことも、仲間の助けを得て解決できる。また、自分の“苦手”を仲間から学んで“得意”にできる。作業も学習も一人になりがちなフィールドエンジニアというポジションの中で、同社ほど協力体制が強く、学べる機会が多い環境は珍しいでしょう。
また、仲間の助けも得ながら作業を行なうことで、スピードや質も向上し、結果として顧客満足度を上げることができます。仲間と協力し合える心地よい連帯感や、お客様から感謝をいただけるやりがいを感じられるとおっしゃっていました。
また、仲間の助けも得ながら作業を行なうことで、スピードや質も向上し、結果として顧客満足度を上げることができます。仲間と協力し合える心地よい連帯感や、お客様から感謝をいただけるやりがいを感じられるとおっしゃっていました。
厳しさメンテナンスを手掛ける機器は、お客様が業務を進める上で大切な業務ツール。機器の種類や稼働状況にもよりますが、基本的には早く直してほしいというのがお客様全員に共通したご要望です。そのため「早く機器が直らなければ業務が滞ってしまう…」というお客様からのプレッシャーを感じながら業務を進めていかなければならないのだとか。
簡単な修理なら5~10分程度で完了しますが、状況によっては1~2日ほどかかる場合も。そんな時には、仲間の協力を仰げるとはいえ、「早く対応しなければ」「でも丁寧に正確に進めていかなければ」という感情からあせりが出てしまうことも。「冷静に手早く」を同時進行させる難しさはあるようです。
簡単な修理なら5~10分程度で完了しますが、状況によっては1~2日ほどかかる場合も。そんな時には、仲間の協力を仰げるとはいえ、「早く対応しなければ」「でも丁寧に正確に進めていかなければ」という感情からあせりが出てしまうことも。「冷静に手早く」を同時進行させる難しさはあるようです。
この仕事の向き&不向き
向いている人フィールドエンジニアが現地に赴くのは、機器や作業手順に不具合があった時。だからこそ、技術面でも気持ちの面でもお客様の不安を取り除くことが大切です。メンテナンス後も、修理内容などを分かりやすく伝えることも不安払拭につながります。丁寧に正確に仕事を進めていける方、相手の気持ちを推し量った行動ができる方に向いているでしょう。
向いていない人一人では解決できないエラーが起こった場合、わからないまま作業を進めてしまうとエラーを繰り返してしまったりと、お客様に迷惑をかけてしまうことに。困った時に周りに頼るのが苦手な方には不向きと言えます。また、海外メーカーとのやりとりも発生するため、英語に極端な苦手意識がある方も活躍が難しそうです。