取材から受けた会社の印象
同社の運営母体となるのは、「株式会社くらしの友」。「総合生活サービス業」という言葉を掲げ、冠婚葬祭にかかわる事業を中心に、ホテル宿泊・外食・旅行・配食サービス・介護など幅広い事業を展開しています。
同社は52年の歴史を誇りますが、成長も続けているのが特徴。「新横浜グレイスホテル」はウエディング事業を強みとしていますが、2021年にはホテル内に生花店をオープンさせ、よりサービス力を高めています。
今回入社される方が携わるケータリング事業も、今後拡大を見込んでいるとのこと。現在は葬儀場への配送がメインですが、ゆくゆくは個人宅や会社、町内会への配送も増やしていく方針だといいます。
安定性と成長性をもつ同社だからこそ、福利厚生などもしっかり整えて、働きやすい環境づくりを行なっています。産休育休の制度を整え、年間休日を120日に増やしたとのこと。この環境ならば、安心して働き続けられそうだと感じました。
この仕事のやりがい&厳しさ
やりがい■安心できる食事の時間を提供する
配送・配膳先となるのは、主に葬儀場など。葬儀では、大切な方を失っている中で準備なども忙しく、心身ともに負担を感じているお客様が多いです。そんな中でも、食事はひと息つくことができる時間。以前、喪主様が食事をしながら「これで少しホッとしました」と声をかけてくださったことがあったそうです。
また、安心できる時間にするために、気遣いも大切にしているそう。たとえば、寒い日には「温かいお茶を入れましょうか?」と声をかけたり、車椅子のお客様がいらっしゃれば昇り降りを補助したりすることもあるそう。
このように、食事の提供と小さな配慮で安心できる時間をつくれることに、この仕事ならではのやりがいを感じるとのことでした。
配送・配膳先となるのは、主に葬儀場など。葬儀では、大切な方を失っている中で準備なども忙しく、心身ともに負担を感じているお客様が多いです。そんな中でも、食事はひと息つくことができる時間。以前、喪主様が食事をしながら「これで少しホッとしました」と声をかけてくださったことがあったそうです。
また、安心できる時間にするために、気遣いも大切にしているそう。たとえば、寒い日には「温かいお茶を入れましょうか?」と声をかけたり、車椅子のお客様がいらっしゃれば昇り降りを補助したりすることもあるそう。
このように、食事の提供と小さな配慮で安心できる時間をつくれることに、この仕事ならではのやりがいを感じるとのことでした。
厳しさ■自分のミスが、食事の提供に影響してしまう
食事や備品はあらかじめすべて量が決められて、チェックシートをもとにケータリングスタッフがピックアップや積み込みを行なうことになります。数を確認しながら積み込みますが、そこでミスがあれば、配送先で混乱が起こります。たとえば、「料理が1人前足りない」となれば会場での食事が始められないケースもあるでしょう。
ケータリングのため、その場ですぐに調理することができず、急いで取りに戻るなどの対応となり時間がかかってしまいます。自分の確認ミスが、お客様に迷惑をかけてしまうため、プレッシャーを感じるでしょう。
食事や備品はあらかじめすべて量が決められて、チェックシートをもとにケータリングスタッフがピックアップや積み込みを行なうことになります。数を確認しながら積み込みますが、そこでミスがあれば、配送先で混乱が起こります。たとえば、「料理が1人前足りない」となれば会場での食事が始められないケースもあるでしょう。
ケータリングのため、その場ですぐに調理することができず、急いで取りに戻るなどの対応となり時間がかかってしまいます。自分の確認ミスが、お客様に迷惑をかけてしまうため、プレッシャーを感じるでしょう。
この仕事の向き&不向き
向いている人■周りを見て行動できる方
食事の配送と配膳を終えたあとは、お客様の様子を見守ることになります。積極的なお声がけは行ないませんが、「こちらお下げしますね」と声をかけるなど、細かな気配りが大切です。また、安全運転のために周りに注意深く意識を向けることが欠かせません。「周りを見て行動できる」「全体を俯瞰した先回りの行動が得意である」という方は向いているでしょう。
食事の配送と配膳を終えたあとは、お客様の様子を見守ることになります。積極的なお声がけは行ないませんが、「こちらお下げしますね」と声をかけるなど、細かな気配りが大切です。また、安全運転のために周りに注意深く意識を向けることが欠かせません。「周りを見て行動できる」「全体を俯瞰した先回りの行動が得意である」という方は向いているでしょう。
向いていない人■明るい雰囲気の接客がしたい方
葬儀場がメインの配膳先となるため、「いらっしゃいませ!」と大きな声を出し、常に笑顔で接客を行なう環境ではありません。「明るく元気な雰囲気の接客だけをしたい」と考える方はマッチしないかもしれません。
葬儀場がメインの配膳先となるため、「いらっしゃいませ!」と大きな声を出し、常に笑顔で接客を行なう環境ではありません。「明るく元気な雰囲気の接客だけをしたい」と考える方はマッチしないかもしれません。