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取材から受けた会社の印象
社員同士の距離が近い会社――それが、取材を終えた率直な感想です。
取材中、代表の河野さんと若手の社員さんが楽しそうに会話する姿が。仲が良い秘訣を伺うと、「環境づくりに力を入れています」といいます。例えば、ドリンクコーナーの設置。訪問介護の仕事は移動時間が長くなることもあるそうです。そこで「少しでも会社で休息できるように」と、冷蔵庫にはぎっしりとサイダーが。他にも、代表の河野さんが自ら調理をして、おでんや豚汁をふるまうこともあるとのお話でした。
このような環境づくりをしているのは、社員同士の情報交換を推進するため。人が集まりやすい機会を作ることで会話が自然に発生し、仕事上の連携も取りやすくなるそうです。結果、どの利用者さんにも対応できる状態に。おかげで休暇も取りやすくなっているといいます。
社員同士が自然と仲良くなる環境だけに、笑顔が常に絶えない取材でした。同社なら、充実感を持って働けるでしょう。
この仕事のやりがい&厳しさ
やりがい■利用者さん一人ひとりにじっくり向き合えること
利用者さん一人ひとりと深く接することができるのは、訪問介護ならでは。スタッフは約60数名と十分な人数を確保しているため、利用者さんの話を聞くことにも時間を割けます。
<精神疾患の方をご飯で改善>
例えば、精神疾患やうつ病を抱えていた方。コンビニ弁当中心の生活だったため、週4回スタッフが通い、ご飯を作り置きすることになったそうです。少しでも食事を楽しんでもらえたらと、利用者さんの好きなご飯を献立に取り入れたり、食材や彩りのバランスを考えたりと、色々工夫されたといいます。
その結果、以前は2~3ヶ月に1回入退院を繰り返していたにもかかわらず、ピタッと入院の波が止まったそう。今まで2年半もの間、入院していないようです。利用者さんにとって大きな負担だった料理をスタッフが代わることで、いつも通りの暮らし維持に繋げられたのは大きな成功体験だったと仰っていました。
<障がいがある子どもの未来まで相談>
小学校3年生から支援していた、障がいを持つ男の子。代表の河野さんは、同社を開業する前から支援していたそうです。車いすで生活していた利用者さんだったので、入浴などを週数回お手伝いへ。通っていると徐々に信頼関係が芽生え、「中学校は支援系の学校に通うのはどう?」「お仕事はどんな強みを活かせる場所にしようか」と相談に乗ることもあったといいます。
支援をして約10年が経ち、男の子は現在21歳。今では「30歳になったら、グループホームで自立したい」という未来の話までしているそうです。5年、10年と長く寄り添える、障がい福祉ならではの感慨深さがあると仰っていました。
利用者さん一人ひとりと深く接することができるのは、訪問介護ならでは。スタッフは約60数名と十分な人数を確保しているため、利用者さんの話を聞くことにも時間を割けます。
<精神疾患の方をご飯で改善>
例えば、精神疾患やうつ病を抱えていた方。コンビニ弁当中心の生活だったため、週4回スタッフが通い、ご飯を作り置きすることになったそうです。少しでも食事を楽しんでもらえたらと、利用者さんの好きなご飯を献立に取り入れたり、食材や彩りのバランスを考えたりと、色々工夫されたといいます。
その結果、以前は2~3ヶ月に1回入退院を繰り返していたにもかかわらず、ピタッと入院の波が止まったそう。今まで2年半もの間、入院していないようです。利用者さんにとって大きな負担だった料理をスタッフが代わることで、いつも通りの暮らし維持に繋げられたのは大きな成功体験だったと仰っていました。
<障がいがある子どもの未来まで相談>
小学校3年生から支援していた、障がいを持つ男の子。代表の河野さんは、同社を開業する前から支援していたそうです。車いすで生活していた利用者さんだったので、入浴などを週数回お手伝いへ。通っていると徐々に信頼関係が芽生え、「中学校は支援系の学校に通うのはどう?」「お仕事はどんな強みを活かせる場所にしようか」と相談に乗ることもあったといいます。
支援をして約10年が経ち、男の子は現在21歳。今では「30歳になったら、グループホームで自立したい」という未来の話までしているそうです。5年、10年と長く寄り添える、障がい福祉ならではの感慨深さがあると仰っていました。
厳しさ■移動が多く、体力的に大変な面があること
訪問介護スタッフは1日1~5件、利用者さん宅を訪問するそうです。1件の日はそれほどですが、5件の日は移動距離・時間の長さや荷物の多さによって疲れを感じるといいます。訪問しやすいように調整してもらえるとはいえ、時にはオフィスを中心に端から端まで移動することもあるとのお話でした。
■利用者さんとのコミュニケーションに苦戦すること
利用者さんは障がい者が8割、高齢者が2割。自宅を訪問して見守りや介助による支援を行なうため、「はじめまして」から信頼関係を深めていくことが欠かせません。利用者さんによりパーソナルスペースが異なるため、むやみに近づくと不快感を与えてしまうそうです。適切な距離感を保つコミュニケーションは想像以上に難しいとのお話でした。
訪問介護スタッフは1日1~5件、利用者さん宅を訪問するそうです。1件の日はそれほどですが、5件の日は移動距離・時間の長さや荷物の多さによって疲れを感じるといいます。訪問しやすいように調整してもらえるとはいえ、時にはオフィスを中心に端から端まで移動することもあるとのお話でした。
■利用者さんとのコミュニケーションに苦戦すること
利用者さんは障がい者が8割、高齢者が2割。自宅を訪問して見守りや介助による支援を行なうため、「はじめまして」から信頼関係を深めていくことが欠かせません。利用者さんによりパーソナルスペースが異なるため、むやみに近づくと不快感を与えてしまうそうです。適切な距離感を保つコミュニケーションは想像以上に難しいとのお話でした。
この仕事の向き&不向き
向いている人◎相手に寄り添ったコミュニケーションを取りたい方
一人ひとりのできること・苦手なことを踏まえ、日々の暮らしをお手伝いする仕事です。時には、外食や映画などお出かけをサポートすることも。利用者さん目線で、居心地の良さや楽しさを考えたコミュニケーションを取れる方は、訪問介護スタッフとして活躍できるでしょう。
一人ひとりのできること・苦手なことを踏まえ、日々の暮らしをお手伝いする仕事です。時には、外食や映画などお出かけをサポートすることも。利用者さん目線で、居心地の良さや楽しさを考えたコミュニケーションを取れる方は、訪問介護スタッフとして活躍できるでしょう。
向いていない人△他人の気持ちを考慮せず、自分の意見を通したい方
同社は、社内コミュニケーションが盛んです。時には、他人の考え方を認めたり、他人のアドバイスを受け入れたりすることも。他人の立場に立って物事を考えず、自分の意見に固執してしまう方は、同社の訪問介護スタッフとして活躍するのが難しいかもしれません。
同社は、社内コミュニケーションが盛んです。時には、他人の考え方を認めたり、他人のアドバイスを受け入れたりすることも。他人の立場に立って物事を考えず、自分の意見に固執してしまう方は、同社の訪問介護スタッフとして活躍するのが難しいかもしれません。