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取材から受けた会社の印象
同社は今、転換期にあります。
社会情勢の影響を受け、飲食業界全体が困難な状況を強いられている中、同社は絶えまぬ”挑戦”によって、売上を確保できているのだそうです。
そのことについて、具体的にお話を伺ってきました。
印象に残ったのは、枠にとらわれないビジネス展開。店舗運営においては、テラス販売などでテイクアウトができるようにしたのをはじめ、その他にもさまざまな取り組みを行なっています。例えば、スーパーへの卸売りを始めたり、食材のデリバリー会社と提携し、その会員様に同社のピザを販売したり。飲食店経営企業から、総合食品企業へと拡大を続けているのです。
こうした取り組みができているのは、会社全体で挑戦を後押しする雰囲気ができている点が挙げられます。スタッフのアイデアは取り入れ、すぐに実行する社風とのことです。挑戦を続ける同社なら、今後も成長を続けていくのではないでしょうか。
この仕事のやりがい＆厳しさ
やりがいマニュアル通りに動くのではなく、自分のアイデアでお店を良くしていけるとのこと。たとえば、「スタッフが知り合いを呼んでくれたら特典をつける」「お店の店頭でマリノ特製の生パスタを販売する」「ズッキーニやトマト、ナスなど、自社の畑でとれた野菜を販売する」なども、実際に店舗のスタッフが実現させたそう。他にも、一般のお客様を対象に店舗でピザ教室を開催したりするケースもあるとか。自分のアイデアで店舗運営に活かせる仕事です。
厳しさオープンキッチン形式のため、調理を手がけるスタッフの動きはすべてお客様の視界に入ります。自分ではサボった意識がなくても、食器の扱い方や服装の身だしなみ、立っている時の姿勢などでマイナスイメージをお客様に与えてしまうことも。スタッフ1人の印象はそのままお店の印象として捉えられてしまいます。見られているという緊張感が、働いている間ずっとあるようです。
この仕事の向き＆不向き
向いている人店内の客層に合わせて、現場のスタッフがオリジナルで考えたビュッフェメニューを提供することもできるとのこと。現場の店舗に裁量がある環境で働きたい方にピッタリです。
向いていない人研修や教育体制を準備しているとはいえ、キッチンでの調理からホールでの接客など、様々なことを覚えていく必要はあります。自ら学ぶ姿勢に欠ける方には向いていません。
