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取材から受けた会社の印象
「学問による人間形成」「社会が発展するために必要とされる人材の育成」。これらが、城西大学の教育における方針です。大学での講義に留まらないさまざまな取り組みによって、学生を育成しています。例えば、薬学部の産学連携。埼玉の化粧品メーカーと“ハラル化粧品”を研究・開発しました。イスラム圏の方々は、化粧に含まれる成分に宗教上の厳しい基準を設けています。その基準を満たす商品を作ることで、企業の海外展開に参加しています。
埼玉の各地域との連携も、数多く行なっていると言います。「高麗川の再生プロジェクト」「休耕地活用プロジェクト」「特産品を利用した商品開発の協力」などに、学生が参加しています。その後押しをするためのアドバイスを送る、学校職員。学生が何を学び、どんな社会人を目指すのか。学生と向き合って一緒に考え、的確な支援ができる環境が城西大学には整っていると感じました。
この仕事のやりがい&厳しさ
やりがい城西大学の職員は、教員と一体となって学生の育成に携わります。入学前のオープンキャンパスで同校の良さを知って出願し、入学。受ける講義の決定を支援し、社会に出てから活きる課外活動の経験をアドバイス、就職活動の支援…そして卒業。こんな風に、あっという間に学生が成長していく過程を見守れることが、この仕事でしか味わえない「やりがい」だそうです。自分なりのコミュニケーションの取り方で、学生と向き合うことができます。自身の言葉で学生が新しいことへのチャレンジを決意する瞬間は、何度経験しても嬉しいそうです。就職支援課のある職員の方は、どのような仕事を選べばよいのか迷っている学生に、キャリアカウンセラーとしてサポートしました。大学で学んだ事や学生の興味のある業界についてヒアリング。どのような仕事があるのか、企業説明会やインターンシップを案内し、あくまで後押しする姿勢でアドバイスを行いました。学生は、仕事としてのやりがいや社会貢献性など、企業の知名度だけではない魅力や様々な仕事があることを知ったおかげで就職活動への迷いがなくなったと言っていたそうです。その後、学生が大学を卒業し、就職。数年後、企業の人事担当者として城西大学の学生を採用したいと訪問してきたときは、大きなやりがいを感じたそうです。
厳しさ職員が手掛ける業務は多岐にわたります。事務業務だけでも、履修申請のサポート、時間割作成、奨学金の申請手続き、学生アルバイトの処理、願書の受付、就職サポートなど。最初は覚えるのに苦労します。また、学生と触れ合うことももちろんありますが、それだけではありません。PCと向き合いながらデータを整理したり、資料にまとめたりすることもあるので、学生の対応だけやっていたい、という方は難しいでしょう。
この仕事の向き&不向き
向いている人授業へのアドバイスや、学生の育成に携わるのが学校職員。教育に興味のある方は活躍できるでしょう。また、学生や教員等様々な人と関わったり、手続きや書類作成文書がある仕事です。協調性のある方、正確に文書を読み込める方、数字やシステムに強い方が向いています。
向いていない人5学部8学科、約7000人の多くの学生や職員がいますので、協調性がない人や人の意見が聞けない人などは向いていないかもしれません。