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取材から受けた会社の印象
設立から60年以上の老舗企業ながら近年も業績が伸びており、2024年には売上が295億円を超えたという同社。日々の「食」を扱う企業ゆえ、今回の不況でもあまり大きな影響は受けなかったといいます。とはいえ競合も多い業界で、同社がこれだけ好調な理由はどこにあるのか。詳しく伺いました。
まず教えていただいたのは「柔軟な提案力」。例えば、食堂のメニューは効率化を図るために提案内容がパッケージ化されていることが多い中、同社はニーズに合わせて一からカスタマイズしているといいます。また、上記のような食堂運営だけでなく、給食・お弁当のデリバリーなども行なう「事業展開の幅広さ」も大きな強みだそう。それらの新規事業も高齢化や核家族化などの社会背景にマッチしており、順調に利用者を増やしているとのことでした。
社会のニーズにしっかり応え、安定的に成長している同社。ここでなら、今後も安心して働けるのではないでしょうか。
この仕事のやりがい&厳しさ
やりがい一般的な経理事務とは違い、定型業務以外のことにも能動的に取り組める同社の経理。業務を通じて「もっと効率化できるのでは」「ここは統一すべきでは」と感じた部分があれば、提案して改善することが可能だといいます。実際には、棚卸規定の見直しや、精算業務のシステム化を推進中とのこと。経理スタッフの視点からアイデアを発信し、会社のシステムまでも変えていける点は大きなやりがいといえるでしょう。
また、少数精鋭の部署のため一人ひとりが幅広く業務に携わることができるのも魅力とのこと。実務を通じて、経理業務の幅を広げていけることで自身の成長を感じられることでしょう。
また、少数精鋭の部署のため一人ひとりが幅広く業務に携わることができるのも魅力とのこと。実務を通じて、経理業務の幅を広げていけることで自身の成長を感じられることでしょう。
厳しさ現在、同社の経理部署では700以上もの施設を7名のスタッフで分担しているそう。扱う書類や請求書には電子化されたものもありますが、依然として紙ベースで作成されたものも多いため、処理には手間がかかるとのことでした。特に、月初めから10日の〆切まで各施設からの郵便物が大量に届くのだそう。その処理のために月の前半に業務量が集中し、忙しさが増すのは同社ならではの大変さといえます。
この仕事の向き&不向き
向いている人一つの作業を黙々とこなすのではなく、幅広い業務に主体的に携われるのが同社の経理の特徴です。業務の幅を広げていきたい方、業務改善に興味がある方、決算など規模の大きい業務にチャレンジしてみたい方にはピッタリの環境でしょう。
向いていない人一般的な事務だけでなく、積極的な改善提案が歓迎される風土のため、受け身でしか仕事に取り組めない方はあまり活躍できないでしょう。頻度は少ないですが、施設の現金監査のために外出をしたり名古屋・大阪等への出張もあるため、社外に出るのが苦手という方も向いていません。