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取材から受けた会社の印象
同社を取材しておどろいたのが、やはり年収の高さ。エンジニアの平均年収は632万円。ベテラン社員や顧客から指名される社員になると、社長より多くの年収を得ているそうなのです。なぜここまで高い給与を得られるのでしょうか。
その一つが、独自の評価制度。同社では、クライアントが同社に支払う金額に対するエンジニアの給与の割合を明確にしています。その金額をもとにエンジニアの貢献度やスキルを考慮し、給与を決定。その過程で年俸制を選択している社員は、「自分はこれだけの働きをしたから、年収は○○○万円ほしい」と交渉できるのだそうです。その際にクライアントの評価が納得できない場合、営業がクライアントとエンジニア双方にヒアリングをし、プラス面を再度見直すようにクライアントに働きかけるのだとか。透明性のある同社であれば、エンジニアとしてスキルを磨いていくモチベーションも維持しやすいのではないでしょうか。
この仕事のやりがい&厳しさ
やりがい設計は生産工程の基礎の基礎。設計担当が作り上げた図面が、量産化の際に重要な資料となります。まだ一部の関係者しか知らない新車の開発プロジェクトに携わることもあるため、自分の技術が車の新しい未来に貢献できていると思える仕事です。また車という身近な製品を扱うため、自分の携わった車が話題になったり、街中で走っている姿を見たりした時には、誇らしい気持ちになるでしょう。
厳しさ生産工程の基礎を担う仕事ということもあり、わずかなミスであっても後々の工程に大きな影響を与えてしまいます。また自分の担当する箇所だけではなく、周りの部品の担当者などと予算について交渉したり、メーカーの担当者と話し合ったりする機会も多いです。自分の意見を発信できないと厳しい条件で素材や長さなどを調整しなければならず、苦労することもあるでしょう。
この仕事の向き&不向き
向いている人入社1~2年後には自分で欲しい額の給与を提示し、交渉することができます。スキルや実力が評価される環境で働きたい方や、相手に対してきちんと自分の意見を言うことができる方に向いています。
向いていない人言われたことだけをやっていたいタイプの方。一人でパソコンに向かって黙々と作業する業務だけを担いたい方には向いていません。