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取材から受けた会社の印象
公務員というと、生え抜きのプロパーが多い印象をお持ちの方も多いはず。しかし釧路市役所では、多くの民間出身者が活躍しています。
例えば土木部門で活躍されている長岡さんは、ゼネコン出身。土日に休めず、家族と過ごせない毎日を変えたくて転職されたそうです。今では土日祝休みとなり、お子さんの学校行事にも参加できていると嬉しそうにお話しくださいました。
また、建築部門所属の日下部さんは、材木メーカーから道内の別市役所を経て、釧路市役所の建築部門に転職。民間企業が事業閉鎖になったことが転職のきっかけですが、今は「地域に貢献できることが嬉しい」とのことでした。
お話をお聞きした長岡さん、日下部さんをはじめ、土木・建築部門はおよそ40%の職員が民間からの中途採用とのこと。さらに土木・建築部門は職員の平均年齢40代と落ち着いた組織です。「民間出身者が馴染めるのだろうか?」といった心配はいらなさそうだと感じました。
この仕事のやりがい&厳しさ
やりがい市民の暮らしやすさに大きく貢献できます。関わるのは、学校・病院・公園・道路・水道など、いずれも暮らしに欠かせない市有設備や施設です。さらに、民間企業のように売上や収益性にとらわれず、「市民にとって本当に必要か」という観点で日々の仕事に従事できます。
担当部門によっては、その企画・計画などの最上流から携われるチャンスも多いとのこと。取材した職員の方々も、「施工だけでなく予算取りから関わりながら、自分の大きな介在価値と貢献性を実感できている」とお話しくださいました。
また、残業少なめ、土日祝休みと、働きやすい環境が整っていることも魅力のひとつ。寒冷地手当や扶養手当、住居手当といった福利厚生も充実しており、安心して腰を据えて活躍できます。心身ともに健やかに、セカンドキャリアを歩んでいけるとのことでした。
担当部門によっては、その企画・計画などの最上流から携われるチャンスも多いとのこと。取材した職員の方々も、「施工だけでなく予算取りから関わりながら、自分の大きな介在価値と貢献性を実感できている」とお話しくださいました。
また、残業少なめ、土日祝休みと、働きやすい環境が整っていることも魅力のひとつ。寒冷地手当や扶養手当、住居手当といった福利厚生も充実しており、安心して腰を据えて活躍できます。心身ともに健やかに、セカンドキャリアを歩んでいけるとのことでした。
厳しさ公共工事の財源は、市民が納める税金が多くの割合を占めています。だからこそ「何に・なぜ・どれだけの金額を使ったのか」の使途は、常に明確にしておかなければなりません。
国や北海道庁の検査も不定期でありますので、小さな金額でも証明書類の提出が必要だったり、ちょっとした手続きでも複数の書面が求められたりと、非常にシビア。その必要性を頭で理解していても、どうしても時間と手間がかかってしまうため、民間と比較してもどかしさを感じる場面も少なくないようです。
国や北海道庁の検査も不定期でありますので、小さな金額でも証明書類の提出が必要だったり、ちょっとした手続きでも複数の書面が求められたりと、非常にシビア。その必要性を頭で理解していても、どうしても時間と手間がかかってしまうため、民間と比較してもどかしさを感じる場面も少なくないようです。
この仕事の向き&不向き
向いている人民間に設計や工事を委託する際や予算金額を交渉するときなど、調整が必要な場面も多いため、「対人コミュニケーションが得意な方」に向いています。例えば「道路をつくる」となれば、民間に瓦礫の撤去依頼を出したり、水道や電力関連の企業と工事日程を調整したり。しばしば多方面との連携が必要になるそうです。
向いていない人「市民の暮らしやすさ」をつくる仕事である以上、「自分の利益ばかりを優先してしまう方」には向いていません。また、他部署から工事依頼が寄せられたり、工事の一部を連携して進めたりすることもあるそう。「人と協力しながら仕事を進めるのが苦手な方」はミスマッチを感じやすいです。