仕事内容 |
専門職相当職員(書記官級)◆語学力や幅広い分野への深い知見を活かして外交を支えます 外務省では、平和で安全な国際社会の維持に寄与すると共に、国際社会における国益の増進を図っています。国や地域または外交各分野のプロフェッショナルとして力を発揮できます。
<適性に合う分野でご活躍いただきます> 本省には、地理的に分けられる地域局(アジア大洋州・北米・中南米・欧州・中東アフリカ)と分野ごとの機能局(経済・国際協力・国際法・領事等)があります。また、世界155ヶ国に233の在外公館(大使館・総領事館等)を設置。経験と適性をもとに配属を決定します。
<たとえば下記のような業務に関わります> 安全保障、経済、広報文化、開発協力、地球規模課題への対応、国際法、軍縮・不拡散、領事などの分野において、政策の企画立案や実行を支えます。様々な外国語能力や、諸外国の政治や経済、文化への理解などが存分に活かせます。デジタル化やサイバーセキュリティに役立つ知見を活かす場面もあるでしょう。
~担当業務の一例~ ■担当各国に関する情報収集と分析 ■諸外国との交渉・連絡調整(会議や交渉の進行補助、成果文書作成等) ■総理大臣や外務大臣のサポート(通訳やスピーチや会議での発言要領の草案作成等) ■途上国への支援における調整(現地調査や国際機関との連携等) ■邦人の保護に関わる業務(病気・事故や有事の際の対応等) ■災害やテロ発生時の対応(情報収集や支援の準備等) …他
<幅広い経験を積み知見を深めます> 2~3年単位で異動があります。一例を挙げると「外国語能力を駆使しつつ、安全保障に関する業務に携わって強みを増やす」といった形で知見を広げ、深めていくことができます。本省と在外公館、途上国と先進国、偏りなく経験を積めるように配慮した人事を行っています。 |
応募資格 |
大卒以上職種未経験歓迎業種未経験歓迎
<官公庁以外出身の方を歓迎します> 【1】【2】を満たす大学等(短大を除く)を卒業後9年を経過した方の募集です。経験された業界・職種は問いません。
【1】下記いずれか1ヶ国以上の外国語の能力がある 英語・フランス語・ドイツ語・ロシア語・スペイン語・ポルトガル語・アラビア語・トルコ語・タイ語・インドネシア語・中国語及び朝鮮語(英語については、受験言語に関わらずTOEFL100点以上またはIELTS7.0以上のスコアを有していることを推奨)
【2】外交政策・安全保障・地球規模課題・経済・経済協力・地域情勢・広報文化などに関する知見がある 商社や貿易会社などで現地駐在や海外取引を経験された方や、NPO・NGOなどで海外での活動をされた方をはじめ、様々な場面で培った知見を活かせます。第1次試験の際にご提出いただく「職歴書」には、ぜひ詳細をご記載ください。
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募集背景 |
1869年(明治2年)に設置され、日本の外交を担う省として長い歴史を持つ外務省。東京・霞が関に位置する外務本省に加え、世界各国にある233の在外公館で構成され、約6600名が働く組織です。日本の国益を守ることを目的とし、平和で安定した国際社会を作るために、これまで様々な取り組みを進めてきました。昨今は、日本を取り巻く国際環境が急速に変化し続け、取り組むべき外交課題も複雑かつ多様化しています。よって、課題に応じて幅広い人材を必要としていることから経験者採用を積極的に行っています。様々な業界や職種として経験を積んできた方をお迎えし、専門性に磨きをかけながらご活躍いただきたいと考えています。 |
雇用形態 |
正社員
※本省では正職員と呼称しています。 |
勤務地・交通 |
外務省本省または世界各国の在外公館での勤務となります。 (国内外での転勤・出張があります)
※配属先は、適性に基づき相談の上で決定します。 ※業務合理化に向けてテレワークの活用を進めています。
[本省] 千代田区霞が関2-2-1
[在外公館] 世界155ヶ国にある233拠点(大使館・総領事館・政府代表部)
▽在外公館のリストは下記をご覧ください。 https://www.mofa.go.jp/mofaj/annai/zaigai/index.html
交通
[本省] 東京メトロ各線「霞ヶ関駅」A4またはA8出口よりすぐ
[在外公館] 配属先によって異なります。
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勤務時間 |
9:30~18:15(実働7時間45分)
※フレックス制度の利用も可能です。 ※配属先や担当業務により勤務時間は前後します。緊急時などは超過勤務が発生しますが、テレワーク・電子決裁・AI翻訳などによる業務合理化を進め、働き方改革に力を入れているところです。 |
給与 |
月給26万1100円以上 + 各種手当・賞与(令和6年度:4.50ヶ月分) ※本省の係長級に相当する書記官で、行政職俸給表(一)3級16号俸を受ける者の俸給月額です。採用時の俸給月額は、採用者の経験年数と同程度の経験年数を有する外務省専門職員採用試験により採用された職員が受ける俸給額との均衡を考慮して決定します。 ※みなし残業代はありません。超過勤務(残業)手当は全額支給します。
年収例
年収540万円/32歳(新卒入省10年・本省勤務) 年収640万円/37歳(新卒入省15年・本省勤務)
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休日休暇 |
■完全週休2日制(土日) ■祝日 ■夏季休暇(3日間) ■年末年始休暇(12月29日~1月3日) ■有給休暇(年20日※1月1日採用の場合) └ 通常の休みと合わせて5日以上の連休も可能です。 ■産休・育休 └ 取得&復職実績あり。子育てをしながら働く職員、女性管理職が活躍中です。 ■慶弔休暇 ■介護休暇 ■病気休暇 |
福利厚生・待遇 |
■昇給年1回(1月) ■賞与年2回(6月・12月/令和6年度:4.50ヶ月分) ■社会保険(健康・厚生年金) ■国家公務員共済組合へ加入 ■国家公務員災害補償法制度 <各種手当> ■通勤手当(月5万5000円まで) ■超過勤務(残業)手当 (全額支給) ■地域手当(国内勤務の場合) ■在勤諸手当(在外勤務の場合) ■住居手当(月2万8000円まで/借家に住んでいる場合) ■扶養手当(配偶者:月6500円、子ども1人あたり:月1万円~1万5千円) <その他制度> ■公務員宿舎あり ■出産・育児支援制度(育児短時間勤務制度、深夜勤務・超過勤務制限、早出遅出勤務など) ■食堂あり(庁舎内に食堂・コンビニがあります) ■職場内禁煙 ■退職金制度 ■財形貯蓄制度 |
入省後の流れについて |
本省または在外公館に配属後は、上司や先輩職員に教わりながら、実務を通じて仕事を覚えていきましょう。これまでの経験を軸に、業務を通じて広い知見を養っていただきます。外務省員・外交官として役立つ研修なども、中途採用者向けに随時実施中です。
その時々の情勢によって取り組むべき事柄は異なりますが、2~3年単位で異動がある見込みです。新しい分野への挑戦を繰り返すことで、それぞれの分野での醍醐味を味わうと共に、より活躍の幅を広げられるチャンスとなります。また、将来的には在外公館等のマネジメントを担っていただく可能性もあります。自身の強みを活かすだけでなく、磨きをかけ続けてください。 |
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