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ブランド化担当(専門官級または係長級)◆農産物のブランド化に知的財産を保護・活用し取り組む仕事
農林水産省
プロ取材
農林水産省本省にいらっしゃる、知的財産部門の皆さんにお話を伺いました。知的財産部門は、日本の農林水産物の知的財産を守りつつ、ブランド化に取り組むという大きなミッションを担っているそうです。
エン転職 取材担当者
長尾
取材担当者-長尾
農林水産省
掲載期間24/07/0824/08/04

ブランド化担当(専門官級または係長級)◆農産物のブランド化に知的財産を保護・活用し取り組む仕事

正社員学歴不問完全週休2日
ブランド化担当(専門官級または係長級)◆農産物のブランド化に知的財産を保護・活用し取り組む仕事イメージ1
GI保護制度には、現在126産品が登録されています。滋賀県蒲生郡日野町の伝統野菜「近江日野産日野菜」は、令和4年にGIに登録されました。
日野菜、神戸ビーフ、市田柿の共通点とは。
――それは、地名のついた産品の中でも「その地域ならではの特性がある」と評価され、保護制度によって他人が名乗ることができないよう守られている「GI(地理的表示)」産品であること。GIは模倣品の増加を食い止めたり、時には絶滅しかけていた産品を救ったりします。

例えば「さくら漬け」が有名な滋賀県の伝統野菜「日野菜(ひのな)」もその一つ。GI登録にふさわしいかを判断するため、担当者は片道3時間かけて現地に通いました。結果、日野菜のほっそりした形状や濃い赤紫の色彩、500年受け継がれる生産者の技術等を踏まえて、日野菜はGIに登録されることに。

GI産品となった日野菜を知ってもらうため、地域では日野菜が学校給食や教材になりました。誌面でも大々的に取り上げられ、1年以上経った今も生産者様から「今回はこんな記事が載りました」と連絡が届きます。

知的財産を戦略的に活用して、農産物のブランド化に取り組んだり、日本の高品質な品種の海外流出を防ぐことで、日本の農林水産物を守り、元気にする。それが私たちの使命です。

募集要項

仕事内容
ブランド化担当(専門官級または係長級)◆農産物のブランド化に知的財産を保護・活用し取り組む仕事
農林水産省の知的財産部門への配属です。農産物のブランド化、品種の保護、海外での模倣品対策など幅広い分野で活躍の場があります。
※知的財産の国際交渉の分野に興味がある方は、同時募集の「国際部門」へ応募ください。

――知的財産とは――
食味・見た目・食べやすさにこだわった独自の品種や血統、優れた栽培技術、品質にこだわった職人技等、人がつくり上げた目に見えない価値のことを指します。農林水産物のブランド化には、この知的財産を守り、差別化や高付加価値化に活用することが重要です。

【農業・食産業の知的財産の保護・活用】
――お任せする業務――
■知的財産を活用した農産物のブランド化
■知的財産の農業関係者への普及
■模倣品対策
■植物品種保護・品種の流出防止対策
■地理的制度(GI)の普及やGIのブランド化
応募資格
学歴不問

【必須要件】
■社会人経験(大卒7年以上、短大・専門学校卒10年以上、高卒12年以上)
■次の1~2のいずれかを満たす者
1.知的財産に関する業務経験(1年以上)
2.農林水産物や食品の販売促進、マーケティング、ブランド化、地域特産品化、プロモーション等のいずれかに関する業務経験(1年以上)
募集背景 近年、日本の農林水産物の品質は世界で高く評価されており、それに伴い、品種の流出や模倣品も増加。積極的に対策をとっていくことが急務です。

また、農林水産物の高付加価値化には、農林水産物のもつ価値を知的財産として保護し、他産品との差別化やブランド化に取り組むことが不可欠です。

これらの取組は、まだ始まったばかりであり、新たに取り組むべき課題が山積みとなっています。そこで今回は豊富な知見や、やる気、行動力に満ちた方を採用し、組織体制を強化したいと考えています。
雇用形態
正社員

※正職員としての採用です(試用期間:6ヶ月)。
└民間企業の正社員にあたる雇用形態。国家公務員採用一般職試験合格者(係長級もしくは専門官級)として無期限で任用いたします。尚、試用期間中の給与や福利厚生の変動はありません。

【係長級・専門官級とは】
国家公務員の役職を指します。これまでのご経験や能力、ご年齢、お任せする職務の幅・責任等を考慮して決定いたします。
勤務地・交通
【農林水産省本省】
東京都千代田区霞が関1-2-1

◎U・Iターン支援があります。
今回の採用にあたって住所又は居所を移転(引越)した場合、国家公務員等の旅費に関する法律(昭和25年法律第114号)に基づき、手当が支給されます。なお、同居人が扶養親族でない場合は、赴任旅費の一部が支給されません。※個人の事情による引越の場合は支給なし

◎テレワークを導入しています。
働き方改革の一環として、テレワークを導入しています。また、海外とのWeb会議も増えています。今後も状況を考慮し、柔軟に働き方を変えていきます。
交通
東京メトロ丸ノ内線・日比谷線・千代田線「霞ケ関駅」A7出口より徒歩1分
勤務時間 ■実働7時間45分
以下いずれかから選択できます(いずれも12:00~13:00は昼休み)。

(1)8:30~17:15
(2)9:00~17:45
(3)9:30~18:15

※残業は月30時間ほどです。
※早出遅出勤務やフレックス制度もあります。
給与 【係長級】月給25万円以上+賞与+手当
【専門官級】月給36万円以上+賞与+手当

※一般職の職員の給与に関する法律に基づき支給されます。
※給与額は学歴、職務経験年数等を勘案して算定します。

【モデル例】
■月給38万円+手当
民間企業勤務歴27年/49歳・大卒

■月給36万円+手当
民間企業勤務歴25年/45歳・短大卒

■月給28万円+手当
民間企業勤務歴15年/37歳・大卒

■月給25万円+手当
民間企業勤務歴12年/32歳・短大卒
休日休暇 【年間休日120日】
■完全週休2日制(土・日)
■祝日
■年末年始休暇(12月29日~1月3日)
■夏季休暇(7月~9月の間に3日)
■年次有給休暇(年20日、採用年は年5日 ※10月1日採用の場合)
■産前産後休暇・育児休業(取得・復職実績があります/子育てママ・パパ在籍中)
■子どもの看護休暇
■ボランティア休暇
■配偶者出産休暇
■育児参加の休暇
■介護休暇
■慶弔休暇
◎5日以上の連続休暇も取得可能です。
福利厚生・待遇 ■昇給年1回(1月)
■賞与年2回(6月・12月/昨年度実績4.4ヶ月分)
■国家公務員共済組合加入
■国家公務員災害補償法制度
■国家公務員退職金制度

【各種手当】
■通勤手当(上限月5万5000円)
■時間外手当(全額)
■出張手当
■社宅有
■役職手当(4級係長:月2万2100円、6級専門官:月3万9200円)
■家族・扶養手当(配偶者:月6500円、子ども一人につき:月1万円、16歳年度初め~22歳年度末は加算5000円)
■住居手当(上限月2万8000円)※月額6万1000円以上の家賃を払っている場合
■地域手当(月給等の20%)
■単身赴任手当(職員・配偶者の住居との交通距離に応じ、月3万円~10万円)※新規採用時は対象外

【その他】
■農林水産省敷地内に保育園有(定員19名)
■資格取得支援制度(省全体で研修生を募集して実施する語学研修/補助制度有)
■職場内禁煙(喫煙所有)
■海外研修・出張有
■食堂・コンビニ有
プロジェクト例(現在も進行中) ■GI産品と食品メーカーや観光業とのコラボ推進
■ブランド化、高付加価値化に向けた知的財産の活用研修プログラム企画
■植物品種保護のための権利取得支援、品種の育成者の権利保護の支援
入省後の流れ 局内に初めて配属された方への研修や秘書課、内閣人事局、人事院等が主催する研修に参加いただき、業務に必要となる知識を身につけていただきます。その他、各職場の上司、先輩によるOJTにより、業務の流れを覚えていきましょう。業務の進め方等、民間経験を活かしてより効果的・効率的にできることがあれば、積極的にご提案ください。

キャリアアップについては、適性や本人希望を踏まえ、他課、他部局への配置や他府省への出向の他、ジェトロ、国際機関、在外公館等への派遣を通じて経験を積んでいただき、能力や実績等を勘案して上位の役職への昇任を実施していくこととなります。
転職・求人情報イメージ1
農林水産省の職員がYouTuberとして、日本の農林水産物の魅力を発信する『バズマフ』。知的財産課はGIをテーマにした動画を制作しています。
転職・求人情報イメージ2
こちらは『G7宮崎農業大臣会合』でのGI展示ブース。各国代表団や会合に携わる多くの参加者にGI産品の魅力を伝え、好評を得ました。

プロフェッショナル取材者のレビュー

動画でCheck!
取材から受けた会社の印象

国家公務員と聞くと、堅苦しい雰囲気をイメージする方も多いかもしれません。ですが取材を通して、農林水産省は柔軟な職場であるという印象を受けました。

例えば民間企業から転職した職員の方は、2、3年もの間GIに登録できずにいた産品の審査を行い、入省後わずか1年半でその産品のGI登録を実現したそう。「入省前はGIについて詳しくは知りませんでした」とおっしゃっていたので驚きましたが、それだけ活躍しやすい環境なのだと感じました。

他にも、職員が自らYouTuberとして『バズマフ(https://www.youtube.com/BUZZMAFF)』で動画を配信しているとのこと。日本の農林水産物の魅力を職員が語ったり、職員の生活を紹介したりと、ユニークなコンテンツを数多く発信しています。

日本の農林水産物の知的財産を保護・活用するという大きなミッションを担いながらも、フレキシブルに働けそうだと感じました。

この仕事のやりがい&厳しさ
やりがい◎新たにつくった制度が、国の制度として残っていく面白さ。
仕事の面白さの一つが、全く新しいルールや制度をつくることができる点とのこと。自分のつくった制度を生産者様に喜んでもらうことができた時には、農林水産業の発展に尽力できたことや仕事の醍醐味を感じられるそうです。また、自分が推進していた制度を子どもが学校で習ったと聞いた時には、自分の仕事が与える影響力の大きさを感じたとのことでした。

◎GIの審査が滞っていた産品が、無事GIに登録される喜び。
地理的表示関係の業務の中には、GIに登録することができるかを審査する担当者もいます。案件の中には2、3年もの間GIに登録できずにいた産品を担当することも。その際には「なぜ審査が滞っているのか」等の状況を把握するため、現地に足を運ぶこともあるそうです。審査した産品がGIに登録され、メディアに取り上げられたり、模倣品が減ったり、効果が目に見えたりすると喜びを感じるそうです。

◎交渉の末、我が国の提案内容が国際会議で合意される達成感
より適切に品種が保護されるよう、植物品種保護制度の改善を巡り、UPOV等の国際会議では制度の見直しや解釈に関する議論を行っています。このような場で日本の品種の保護に関する提案が受け入れられることは何事にも代えがたい喜びだそうです。
厳しさ△関係各所との調整が複雑な大変さ。
新たな取組を始める際には、制度設計(時には法律や制度の制定や改正)から予算の確保、現場への普及まで行う業務は多岐にわたり、現場関係者の意見や希望を無視しては成り立ちません。そのため、業務の幅が広く、調整する先や意見を聞く先も多く、柔軟性や調整力、コミュニケーション力が求められるのは大変な点かもしれません。

△制度を新たにつくる時のプレッシャー。
新たにつくった制度は、国の制度として残っていくことになります。そのため「本当にこの制度をつくって生産者様は困らないだろうか」「この制度が農林水産業の発展に繋がるのだろうか」と常に自問自答するそう。制度が運用されてから約1年間は、制度がどのような影響をもたらすか見守ることになるため、緊張感が続くといいます。
この仕事の向き&不向き
向いている人■ミッションの大きい仕事がしたい方
日本の農林水産物を守るという、すべての生産者や日本の知的財産におけるブランド力向上に大きく貢献する仕事です。「ミッションの大きい仕事がしたい方」にピッタリです。また、自分で問題意識を持って、解決するために力を惜しまず、様々な角度から手法を検討できる人に特に向いています。
向いていない人■自己主張が強すぎる方
国内外多くの方と連携・交渉の上で成り立つ仕事のため、相手のペースや事情を考えず、自分の意見を押し通そうとする方は不向きです。

会社概要農林水産省

設立 1881年
代表者 農林水産大臣 坂本 哲志
資本金 官公庁につき、資本金はありません。
従業員数 1万9,622名(2024年3月末現在)
事業内容 行政機関
(1)農林水産物及び食品の輸出促進に関する施策の実施
(2)農林水産物及び食品の輸出解禁を含む国際交渉、国際協力
(3) 国際機関や多国間の国際会議、国際交渉等
(4) 知的財産に関する施策の実施 等
事業所 【農林水産省本省】
〒100-8950
東京都千代田区霞が関1-2-1
農林水産省の取り組み(1) 【政策Open Lab(オープンラボ)】
若手職員が関心のあるテーマでチームを結成し、時代の変化を見通した新たな政策立案を行うプロジェクトです。業務時間の1~2割をプロジェクト活動に使うことができ、調査のための予算も活用できます。これまでに「3Dフードプリンタの活用」「棚田から始まる新たな農村振興」等のテーマが採択されています。

【公式YouTubeチャンネルBUZZ MAFF(バズマフ)】
農林水産省の職員がYouTuberとして、我が国の農林水産物の良さや農林水産業、農山漁村の魅力を発信するプロジェクト。担当業務に関係なく、その人ならではのスキルや個性を活かして活動しています。
農林水産省の取り組み(2) 【チーム2050】
2050年に向けた長期的な視点から、さまざまなテーマの勉強会を企画・開催する若手職員有志によるプロジェクト。新進気鋭のベンチャー企業や農業者グループとのディスカッション等を開催してきました。
企業ホームページ https://www.maff.go.jp/

応募・選考について

入社までの流れ
STEP1
WEB履歴書による書類選考
STEP2
面接1回+適性検査+小論文
STEP3
内定
【ここまでご覧いただきありがとうございます】
■応募から内定までは2週間~6週間の予定です。
■応募から入省までは10週間~12週間の予定です。
■平日19時以降の面接も可能です。お気軽にご相談ください。
■面接日時は柔軟に対応いたします。

【内定・入省時期について】
最終合格発表は8月9日(金)を予定しており、入省時期は2024年10月1日を目指しています。入省時期は採用者の事情に配慮しますのでご相談ください。

【幅広い方からのご応募をお待ちしています】
今回の経験者採用試験においては、通常の公務員試験は実施しません。書類選考と小論文、面接と適性検査にて選考を行います。

※面接時に論文提出あり(職務経験等に関する論文により、職務遂行に必要な能力等を有しているかどうかを判断する試験)。
※面接試験は対面にて実施いたします。

【書類選考について】
エン転職よりエントリー後、登録いただいている「WEB履歴書」にて書類選考を実施いたします。そのため、これまでのご経験・スキル等は事前に詳述ください。書類選考を通過された方には、ご提出いただきたい書類の詳細(履歴書・職務経歴書・小論文)をご案内いたします。
応募受付方法 当ページよりご応募ください。追ってこちらからご連絡いたします。
面接地 【農林水産省本省】
〒100-8950
東京都千代田区霞が関1-2-1
連絡先 【農林水産省本省】
〒100-8950
東京都千代田区霞が関1-2-1
担当輸出・国際局総務課課長補佐:佐藤(さとう)、人事第1係長:川田(かわた)
TEL03-3502-3068
個人名の表記について
企業に1週間だけあなたのパーソナルシートが公開されます。企業から、応募のお願いや、レジュメ入力リクエストが届く可能性があります。
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