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取材から受けた会社の印象
本省のみならず農政局などへの配属があるため、より現場の近くで働けるという特徴をもつ一般職。しかし実は、「農林水産業の現場の近くで働きたい」という志望動機だけでは不十分だそうです。その志望動機を満たすのであれば、例えば地方自治体で働くという選択肢もあるはず。つまり、“農林水産省の人間として”現場の近くで働きたいと思う理由を探す必要があるということです。
実際に、日々の業務においても「現場に寄り添う」だけでは成立しないことばかり。本省と地方自治体等、現場の間に立って、政策をどうしたら理解していただけるか、どうしたら行動していただけるかということを考え続ける仕事です。疑問や不満の声が挙がった時、「国の方針で決まっているので」と言い逃れすることはもちろんできません。
“農林水産省の人間として”現場のために何ができるのか。何をしたいのか。それらを改めて考えてから選考に臨むことをオススメします。
この仕事のやりがい&厳しさ
やりがい■社会に大きな影響を与えたと実感できます。
取材に応じてくださった児島さんがこれまでで一番印象的だったのは、「肥料法の改正に携わったこと」だそう。肥料を作る農家、メーカー、原料を買う人などいろいろな関係者と直接コミュニケーションを取り、法律を形にしていったのだとか。その法改正を経て、肥料として扱うことができる原料の幅が広がり、国内の資源を活用できるように。肥料原料のほとんどを海外からの輸入に依存している状況を変えるための一助となるのではないかとのことです。そういった経験を経て、社会に大きな影響を与えたということを強く実感できるでしょう。
取材に応じてくださった児島さんがこれまでで一番印象的だったのは、「肥料法の改正に携わったこと」だそう。肥料を作る農家、メーカー、原料を買う人などいろいろな関係者と直接コミュニケーションを取り、法律を形にしていったのだとか。その法改正を経て、肥料として扱うことができる原料の幅が広がり、国内の資源を活用できるように。肥料原料のほとんどを海外からの輸入に依存している状況を変えるための一助となるのではないかとのことです。そういった経験を経て、社会に大きな影響を与えたということを強く実感できるでしょう。
厳しさ■さまざまな意見の落としどころを見つける難しさ。
農家・食品メーカー・化学メーカー・地方自治体の方々などから、政策に対してさまざまな意見が寄せられます。疑問や不満の声が挙がった場合は「どうしたら理解していただけるか」「どうしたら行動していただけるか」を考えるそうですが、それは簡単なことではありません。
農家・食品メーカー・化学メーカー・地方自治体の方々などから、政策に対してさまざまな意見が寄せられます。疑問や不満の声が挙がった場合は「どうしたら理解していただけるか」「どうしたら行動していただけるか」を考えるそうですが、それは簡単なことではありません。
この仕事の向き&不向き
向いている人◎「より良いものにできないか」を考える習慣がある方
政策を現場に浸透させるだけでなく、より良い政策を生み出すために意見を吸い上げるというのも重要なミッションのひとつ。今あるものを「正解」として思考停止するのではなく、「より良いものにできないか」を考えられる方にピッタリです。
政策を現場に浸透させるだけでなく、より良い政策を生み出すために意見を吸い上げるというのも重要なミッションのひとつ。今あるものを「正解」として思考停止するのではなく、「より良いものにできないか」を考えられる方にピッタリです。
向いていない人△学習意欲に欠ける方
農林水産業の現場に近いところで働くにあたって、自分が知らなかったことや経験してこなかったことに向き合う場面も出てくるでしょう。そのような時、積極的に学ぼうという姿勢がなければ、使命を果たすのは困難です。
農林水産業の現場に近いところで働くにあたって、自分が知らなかったことや経験してこなかったことに向き合う場面も出てくるでしょう。そのような時、積極的に学ぼうという姿勢がなければ、使命を果たすのは困難です。