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取材から受けた会社の印象
取材を通して印象的だったのが、番組を見ているだけでは分からない「作り手としての細部にわたるこだわり」。例えば、ベテランのナレーターさんによる計算されつくされたナレーション。原稿における言葉選び一つにも気を配り、子ども目線、保護者目線、ナレーター目線で、タイミングを踏まえた言葉選びを徹底されているのだとか。また、どのBGMをどのタイミングで使うのか、といった点にも気を配るそうです。
そうしたこだわりを徹底するからこそ、『はじめてのおつかい!』はお茶の間に感動を呼び、長年にわたって愛されているのでしょう。このように作り手の高い意識を持って番組を制作されている同社でなら、今回入社される方も妥協することなく、やりがいに繋がる仕事に挑戦できるのではないでしょうか。
この仕事のやりがい&厳しさ
やりがい例えば、「一回きりで終わることがない関係性」。『はじめてのおつかい!』では、ロケが終わった後も出演者ご家族と密に連絡を取り合っているので、「番組に出て以来、子どもが弟や妹の面倒を見てくれるようになったんです」など、成長の様子を伝えてもらえることも多いのだと言います。時には番組に出演してくれた子どもが大きくなってから子育てのアドバイスを求められたり、毎年数多くの取材宅から年賀状を頂戴するのだとか。又、大人になって結婚することになったという連絡を受け、その式の様子を撮影しに行くこともあるそうです。
他にも、普段から「この仕事をしていて良かった」と思える瞬間は多いのだそう。子どもたちが手をあげて横断歩道を渡る姿、山道に落ちているゴミを拾う様子、たどたどしい言葉遣いで懸命に大人に自分の意思を伝えようとする姿…そうしたほっこりとする場面を見る機会が多くあります。一つひとつのロケに、思い出を作ることができるやりがいがあると言えるでしょう。
他にも、普段から「この仕事をしていて良かった」と思える瞬間は多いのだそう。子どもたちが手をあげて横断歩道を渡る姿、山道に落ちているゴミを拾う様子、たどたどしい言葉遣いで懸命に大人に自分の意思を伝えようとする姿…そうしたほっこりとする場面を見る機会が多くあります。一つひとつのロケに、思い出を作ることができるやりがいがあると言えるでしょう。
厳しさ交通安全に細心の注意を払いながらロケを同時進行していく、責任の重い立場です。しかし一方で、ありのままの成長の様子を収めるために、手助けすることはほとんどできません。だからこそ、撮影前には万全の準備が求められることになります。おつかいのルート上に危険な場所はないか?子どもが突然走り出してしまった時でも見失うことのない人員配置は?絶対に事故に遭わないように、事前にどのような根回しをすれば良いか?考えること・事前に手配することは山のようにあります。そのために、時には1回の撮影のために数ヶ月間をかけてADが準備に取り組むこともあるとのこと。最近ではロケの本数やリサーチ・ロケハンの数も増えてきたので、体力的に大変なのはもちろん、撮影当日もハラハラが止まらない、精神的な大変さもあります。テレビ業界はキラキラしているという憧れだけをもってしまうと、入社後のギャップに繋がるかもしれません。
この仕事の向き&不向き
向いている人『はじめてのおつかい!』の制作に関わることができる仕事。「自分でアイデアを出して、番組制作に参加してみたい!」と考えるような方にはピッタリです。また、『はじめてのおつかい!』という番組自体が好きな方も、情熱を持って仕事に取り組めるでしょう。
向いていない人多くの保護者の方などとやりとりをすることになります。「初対面の人とコミュニケーションを取ることが苦手だ」という方には向いていません。