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取材から受けた会社の印象
同社が本社機能を担う冬月グループホールディングスは、2012年に結成された巨大組織。カリスマキャストやモデルを多数輩出し、業界では圧倒的な知名度を誇ります。ホストクラブも30店舗以上を展開し、1300名以上のスタッフが在籍。“年間5億2000万円”という破格の売上を誇るキャストを中心に、今もなお拡大し続けています。
そんな同グループは業界に先駆けてSNSを導入したことでも有名で、現在YouTubeにて30以上のチャンネルを運営。看板チャンネルの『ふゆマニパニック』『くまプロチャンネル』『しぶなつTV』『冬月TV』は、チャンネル登録者数1万人超にのぼります。主にキャストを主演に迎え、多様なコンテンツを配信中です。
ほかにも、飲食店やバーなど、グループ外部の企業からの案件も受けているそう。グループの安定した地盤に加え、外部にも事業の幅を広げる同社。今後を楽しみに感じる取材でした。
この仕事のやりがい＆厳しさ
やりがいデザインについて、最初はなかなかOKが出ないこともありますが、慣れてくると修正なしで入稿できることもあるとか。自身の成長が感じられて嬉しいそうです。また、案件によってはディレクションも担当します。店舗の担当者やキャストとやりとりする中で「この看板のデザイン、お店の雰囲気に合っている」「あのコースターのデザイン、お客さんから好評だったよ」と直接褒められることも、やりがいにつながると言います。さらに、看板やLEDトレーラーは街中で見かけることができるため、自ら手がけた仕事の大きさを実感できるとのことでした。
厳しさ店舗の特色、キャストの顔と名前、ポジションを把握したうえで制作することがポイントです。一方で、幅広い店舗の案件をこなさなければなりません。ディレクションを担当することもあるため、店舗ごとのイメージやデザインを大切にしながら、マルチタスクをこなす大変さがあるでしょう。また、店舗ごとに確認する人も異なるため、誰のOKが出れば良いのか把握して進める必要もあるでしょう。
この仕事の向き＆不向き
向いている人看板やSNSの告知用画像など多くの人の目につく制作物を手がけます。そのため、トレンドをキャッチできる方に向いています。また、要望に沿った制作物を手がけることは大切ですが、なぜこのデザインにしたのか、意図をきちんと伝えて納得してもらうことも重要です。そのため折衝力をお持ちの方は活躍できるでしょう。
向いていない人一人で複数の案件に対応します。そのため、マルチタスクをこなすことが苦手な方や、スケジュールを決めて進められない方には難しいでしょう。臨機応変な対応が求められる環境です。
