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取材から受けた会社の印象
足を一歩踏み入れると、ふんわりと感じられる革の香り。株式会社城屋(タチヤ)のオフィスは、その場にいるだけで革製品のメーカーにきたと感じられる空間でした。ミーティングスペースの横にはオシャレな自社製品が並び、フロアに流れるBGMは静けさをほどよく打ち消してくれます。こんな居心地の良いオフィスなら、さぞ気持ちよく仕事ができるだろうと感じました。また、残業がほとんどないのも同社の特徴です。日によって遅くなる時もあるそうですが、基本的に18:45頃には帰っているそう。商品企画は世の中の情報に敏感でなければならない仕事であるため、インプットの時間をたっぷり確保できる環境があるのはメリットの一つといえるでしょう。流行している商品について調べたり、ショップに足を運んで商品に触れたり。自分次第でいくらでも情報を集められます。商品企画として働く上で、とても恵まれた職場環境だと感じました。
この仕事のやりがい&厳しさ
やりがい同社の取引先は約200社。セレクトショップやECサイトで、城屋(タチヤ)製のアイテムは広く世の中に流通しています。こうした商品に携わるため、日常生活で自分が手がけたものに出会うシーンもしばしば。街で見かけた人が身につけていたり、商品を手に取る人をショップで見かけたり。さまざまな場面で商品を生み出す仕事をしている実感が持てるでしょう。
厳しさゼロベースで商品を企画することもありますが、案件数として多いのは取引先の要望をもとにして企画するパターンです。この場合は素材やデザインのイメージが固まっていることが多く、コンセプトからつくるケースは余りないのだとか。そのため依頼内容を仕様書、提案書にきっちり反映させる働きが求められるそう。こうした愚直な仕事が少なくないことは理解しておく必要があります。
この仕事の向き&不向き
向いている人売れる商品を生み出すには、商品のトレンドや消費者志向などについて知っておくことが不可欠。どんな商品が流行っているか、どんなデザインのうけがいいかといった情報を、率先して収集していける人に向いているでしょう。
向いていない人約7割の案件で営業との打ち合わせがあります。相手の意図を仕様書、提案書に落とし込む必要がありますから、コミュニケーションが苦手な人には向いていないでしょう。人の話を最後まで聞く、理解できなければ再度確認するといった行動が欠かせません。