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取材から受けた会社の印象
コンクリートを壊すことなく構造物内部の損傷や劣化を調べる「非破壊検査」。この調査ができる会社は国内でも多くないそうです。一方、高度経済成長期に整備されたコンクリート構造物が、建設後40年~50年を迎えている今、点検・調査会社へのニーズは高まっている状態。2000年に設立された同社は、当初2種類ほどの工法で調査を行なっていたそうですが、ニーズに合わせて事業を拡大し続けてきた結果、現在では20種類以上の調査ができるようになったとのこと。業界では中堅の規模ながら、橋梁やトンネルなど大型の構造物でも同社のみで対応できるほどの体制を整えているそうです。さらに、調査時に道路を封鎖したり、片側通行にしたりといった警備が必要になるため、自前での警備業にも進出。必要なときに、確実に調査が行なえる体制を整えているそうです。着実に成長を続ける同社でなら、安心して働けそうだと感じた取材でした。
この仕事のやりがい&厳しさ
やりがい◎人々の安全を守っている仕事です。
調査するのは、私たちの生活インフラとして身近なコンクリート構造物。たとえ「1ミリ単位の亀裂」でも、見逃せば大事故につながってしまう可能性があります。その責任の大きさを伝えるため、社長はよく社員の方に「自分が見落とした場所で、大切な人が事故に巻き込まれたらどう思う?」と話しているそう。ほんのわずかなヒビやボルトの緩みを早期に発見すれば、適切な修繕対応なども可能になります。自分の仕事一つひとつが、世の中の人の安心・安全を守っていると実感できることは、大きなやりがいになるでしょう。
◎特殊な場所での仕事も多いです。
同社では、一般の人が入れない場所での調査も少なくありません。なかには、取材時に聞いて驚くような場所もありました。普段は目にすることがない、特殊な場所に入って仕事ができることに、ワクワクする瞬間も多いでしょう。
調査するのは、私たちの生活インフラとして身近なコンクリート構造物。たとえ「1ミリ単位の亀裂」でも、見逃せば大事故につながってしまう可能性があります。その責任の大きさを伝えるため、社長はよく社員の方に「自分が見落とした場所で、大切な人が事故に巻き込まれたらどう思う?」と話しているそう。ほんのわずかなヒビやボルトの緩みを早期に発見すれば、適切な修繕対応なども可能になります。自分の仕事一つひとつが、世の中の人の安心・安全を守っていると実感できることは、大きなやりがいになるでしょう。
◎特殊な場所での仕事も多いです。
同社では、一般の人が入れない場所での調査も少なくありません。なかには、取材時に聞いて驚くような場所もありました。普段は目にすることがない、特殊な場所に入って仕事ができることに、ワクワクする瞬間も多いでしょう。
厳しさ▲体力的な負担もあります。
夏は炎天下で暑く、冬は雪が降る中、寒い現場で調査を行なうこともあります。暑さ・寒さが厳しいときには体力的な負担を感じることもあるでしょう。また、なかにはきちんとルールを守らなければ危険と隣り合わせの場所もあるそうです。そんな状況下でも、わずかなズレ・亀裂などを見逃すことがあってはなりません。緊張感が求められる仕事だといえそうです。
夏は炎天下で暑く、冬は雪が降る中、寒い現場で調査を行なうこともあります。暑さ・寒さが厳しいときには体力的な負担を感じることもあるでしょう。また、なかにはきちんとルールを守らなければ危険と隣り合わせの場所もあるそうです。そんな状況下でも、わずかなズレ・亀裂などを見逃すことがあってはなりません。緊張感が求められる仕事だといえそうです。
この仕事の向き&不向き
向いている人◎安定した会社で長く働きたい方
コンクリート構造物がある限り、なくならない仕事です。安定した会社で働きたい方、手に職をつけて長く活躍したい方に向いています。
コンクリート構造物がある限り、なくならない仕事です。安定した会社で働きたい方、手に職をつけて長く活躍したい方に向いています。
向いていない人▲細かいチェックができない方
1ミリの亀裂でも、見逃すと大事故につながりかねません。大雑把なタイプの方、細かい部分にまで目が行き届かない方は、業務適性が高いとはいえないでしょう。
1ミリの亀裂でも、見逃すと大事故につながりかねません。大雑把なタイプの方、細かい部分にまで目が行き届かない方は、業務適性が高いとはいえないでしょう。