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取材から受けた会社の印象
近年、急成長を続ける同社。その理由をお聞きしたところ、「社会情勢」が大きく関わっているのだとか。最近までほとんどの企業が、再生燃料を求める中国から「お金をもらって」ゴミを輸出することで廃棄物処理を行なっていました。ところが、中国の経済成長による「自国産のゴミ増加」に加え環境に関する問題が発生したこともあり、中国は2018年12月末に海外ゴミの輸入を完全停止。日本企業は新たな「廃棄物処理方法」の模索を余儀なくされました。
そんな時、注目を浴びたのが同社。グループで「回収」~「処理」までを一貫して行なえる希少な事業スタイルは、ローコストで安定した処理ができるとあって、高い評価を受けていると仰っていました。工場にとって避けては通れないごみ問題。それを一手に解決する同社の業務は、企業の経済活動を支えると同時に、地球環境の保全にも一役買う、非常に社会的意義の高い仕事と言えるのではないでしょうか。
この仕事のやりがい&厳しさ
やりがい「廃棄物処理」は工場を運営する企業にとって非常に大きな問題。企業の担当者も、適切な処理先を探して頭を悩ませているそうです。しかも近年は「地球環境に配慮する」という考え方も求められ、それが当たり前となっています。再資源化に貢献したいが、できるだけコストはかけたくない。そんな企業に「私たちならば、このくらいの値段でできますよ」とコスト削減に繋がる提案をしたり、「処分するだけではなく、リサイクルもしませんか?」と新しい提案を行なったりするのが同社の営業。社会から必要とされる「環境ビジネス」を通して、お客様から喜ばれるやりがいを実感できることでしょう。
厳しさ提案を行なうためには、環境を守るためのエコアクション21をはじめ、産廃処理法や固形燃料の特性といったさまざまな知識が必要です。入社時点ではこうした知識は問いませんが、一人前になるためには自習や外部講習、先輩への質問など色々な努力・工夫が必要になるでしょう。担当する仕事は、個々のスキルに合わせてその幅を広げていく予定とのこと。「自ら学ぶ」自己管理能力が求められるという点は、覚悟しておく必要がありそうです。
この仕事の向き&不向き
向いている人同社の仕事は、顧客の「廃棄物処理」に関する悩みを解決すること。ご要望をしっかり把握し、適切な処理プランを提案することが大切です。また自身の提案は環境保全にもつながっていきます。そのため、さまざまな人とのコミュニケーションを楽しめる方、社会に貢献できる仕事をしたい方に向いているでしょう。
向いていない人工場を稼働するうえで、常に発生し続ける「廃棄物」を処理する同社の業務。お客様との付き合いも長くなるからこそ、「継続的な信頼関係」を築けない方には、この仕事は難しいかもしれません。